『若者と労働』第5刷と短評
『若者と労働』の第5刷が送られてきました。2013年の刊行後も、毎年少しずつ読まれ続けていることについて、読者の皆様に心から感謝申し上げます。
読書メーターでも、時々思い出したように短評が載ります。
「dumonde」さんの短評です。
http://bookmeter.com/cmt/57156842
日本の労働市場の歴史を追いながら、その独特な習慣とそれゆえの問題点などが理解できる一冊。日系企業や外資の文化を持った企業のいずれにも所蔵していた身として、どうしても日本の昔ながらの終身雇用や年功序列に反発する気持ちがあるが、それが生まれた背景やそれが機能した時の状況を知るにつれ、現代に至るまでの必要悪的なものであったことが分かったし、現在の労働問題への見方も変わってきた。人事に関わる人には是非読んでほしい良書。
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