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2016年5月16日 (月)

経済のデジタル化と労働組合――インダストリオール欧州の対応@WEB労政時報

本日のWEB労政時報に「経済のデジタル化と労働組合――インダストリオール欧州の対応」を寄稿しました。

https://www.rosei.jp/readers-taiken/hr/article.php?entry_no=532

近年、経済のデジタル化が世界中で話題になっています。IoT(Internet of Things:モノのインターネット)、ロボット化、3Dプリンティング、ビッグデータ、インダストリー4.0、シェアリングエコノミー、クラウドソーシング等々、その雇用労働への影響についてもさまざまな議論が沸騰していますが、現在までのところ、日本の労働組合サイドからまとまったかたちでの政策論議は打ち出されてきていないようです。

 これに対し、ヨーロッパでは欧州労連の研究機関である欧州労研(ETUI)が今年に入ってから、『Digitalisation of the economy and its impact on labourmarkets』『Work in the digital economy: sorting the old from the new』という2冊の報告書を相次いで刊行し、真剣に取り組む姿勢を示しています。また、産別レベルでも、インダストリオール欧州が昨年末までに、①『Digitalising manufacturing whilst ensuring equality, participation and cooperation -A Discussion Paper by industriAll European Trade Union』という政策ブリーフと、②『Digitalisation for equality, participation and cooperation in industry -More and better industrial jobs in the digital age』というポジションペーパー(公式見解)を発表し、労働組合としての対応方針を打ち出そうとしています。 ・・・・・

と、このあとインダストリオール欧州の文書の中身を紹介しています。今後注目すべき分野であることは間違いありません。

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コメント

昨年10月に開催されたインダストリオールの事務技術職ワークショップに、JCMから私が参加させていただきましたが、まさにこの問題が議論されました。参加者のほとんどは欧州からでしたが、非常に危機感をもってとらえられています。
スウェーデンのホワイトカラーの組合「UNIONNEN」の行った調査によると、なぜ常時接続状態でいるのかというと、上司からの命令というよりは、同僚間の慮りだということです。したがって、労使の関係を規制する従来の労働協約では効果がなく、ローカル(職場)レベルの安全衛生の一環として対応すべきだ、とういような提言がありました。
このワークショップの報告を受けて、日本としても早急に対応を検討しなければならないという議論をJCMでもしております。来年の運動方針でこの問題を取り上げることになると思います。

21世紀の雇用と所得分配にとってど真ん中の話題でクルーグマンに倣うと「さっさと議論と労働側からの提言をまとめろよ」ですね。
情報とバイオが21世紀の産業王者ですから。とはいえ情報セクターの四隅は米国長期戦略の凄みがいよいよ最終段階となって勝ち残った企業(Google、apple、facebook、Amazon)が押さえてしまっており、バイオ研究も米国大学と企業のアライアンスは強固ですよ。後は21世紀型に対応する金融制度のルールを米国の新たな価値観にとり込み完了すれば、すべての国は下請け化され、例えば20世紀グローバルフード産業(マック等)の構造主義型均一生産工場(マス販売)が21世紀型ではすべてがカスタマイズされた個人化時代が到来しますねえ。21世紀型はすべての産業を支配できますから、完了後にどうのこうのい言って商売になるのはエコノミストだけでしょう。労働問題は雇用を挟んで少ないイス取りゲームでさらに分裂することは想像に難く、これは幼児から教育競争はますます白熱しますね。残念ながらイスを取り損なった若者は所得どころか雇用も所得も伸びず、社会保障制度の充実どころかその根拠すら吹っ飛んでしまいかねませんね。ヨーロッパ内は独がオルド市場主義によって国家的対応をしている唯一の国ですから、英国(シティだけの金融だけですからスコットランド、北アイルランドの独立騒動は当然ですよね)ルクセンブルグ等の一部金融王国以外は相当焦っているのではないですか?南欧なんて悲惨ですよ。その危機を皮膚感覚で感じている帰結が難民等への反発・極右へのシンパシーを呼び込んでいるのではないでしょうか?さてニッポンはというと、高度経済成長成功体験者がゾロゾロ引退し「年金ごっつぁん時代」盛況がまだまだ続きますので「どうしたもんじゃろのう」ですねえ。
コガネ虫たちは必死に消費せず節約していますよねえ。ほら、あの「ふるさと納税」。これって大宅壮一の「進化版くるところまでとうとう来ちゃった皆でドボン一億総○○○」ですね。そういえば現政権も一億にこだわっておりますねw。

市川さん、JCMの運動方針期待してます。
ていうか、他の組合ももっと関心を持って欲しいですね。

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