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『若者と労働』が第5刷

Chuko 2013年に出た『若者と労働』(中公新書ラクレ)も依然として少しずつ売れているようで、今回第5刷の連絡をいただきました。読者の皆様に感謝申し上げます。

昨年末には、東大法学部の『法学部に進学される皆さんへ 3年次・4年次開講科目のためのリーディングリスト』で荒木尚志先生に本書を推薦していただいたのも効いているのかも知れません。

http://www.j.u-tokyo.ac.jp/kyomu/fl-1/readinglist2016.pdf

現在生じている種々の雇用労働問題を、特に若年雇用にフォーカスを当てて、欧米諸国の「ジョブ型雇用」と日本の「メンバーシップ型雇用」という視点で鮮やかに描き出し、今後の雇用政策のあり方も展望するもの。「そういうことだったのか」と目からウロコの本。

ここ数週間くらいの間に見つけた本書への書評をいくつか紹介しておきますと、まずグアルデリコさんの「世の中備忘録」から、

http://ameblo.jp/acdcrush/entry-12153668410.html

昨日、ブログで紹介した中外時評の記事を読んで、早速濱口氏の著書を読んでみた。 日本のメンバーシップ型の雇用問題と欧米やアジアなど、世界的には一般的なジョブ型の雇用の詳細やメリットデメリット、そして日本の今後の方向性等が詳細に書いてあって、実に説得性の高い著書で、興味深く一気に読んでしまった。・・・・

苦虫さんの読書メーター

http://bookmeter.com/cmt/56384411

なんのスキルも知識ももたない若者が入社できてしまう不思議の国の幸福な?ニッポン。世界は仕事のスキルを身に付けさせてから就職へ挑ませるのが雇用政策のスタンダード。著者は、仕事ありきの「ジョブ型」/際限ない命令に従う「メンバーシップ型」雇用の名付け親とのこと。何度かジョブ型雇用実現の変化を見せようとする日本の政策も辿ることができる。またこのメンバーシップ型雇用がブラック企業の根源にもなっている。現行正社員のダウンシフト、一般職のジェンダーレス化、非正規雇用の正社員化がジョブ型正社員を実現させる3つのルートだ。

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