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2016年5月 7日 (土)

「日本型雇用、賃金システムの本質をつく、名著」@amazonレビュー

131039145988913400963 久しぶりに、amazonレビューで『新しい労働社会』(岩波新書)が取り上げられました。評者は「沙風琴」さんです。

http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4004311942/ref=cm_cr_dp_synop?ie=UTF8&showViewpoints=0&sortBy=recent#R21M9RK9ZNOJK9

年功序列、終身(長期)雇用、企業別組合が、日本型雇用制度の三種の神器といわれていることは、誰でも知っている。

この日本型雇用システムの本質は、職務に基づいて採用し、評価する、職務給制度ではなく、職務遂行能力を資格化した「職能給制度」にあると喝破している。

この本質をベースに、今まで、バラバラに頭に入っていた色々な事象が、根は一つなのだということが理解できる。

取り扱っている社会事象は非常に幅広く、かつ一つ一つの事象についての考察はとても深い。

そういった意味で、レベルとしては啓蒙書の域を凌駕しているが、説明は平易。  名著です。

そしていくつか具体的なテーマを取り上げて解説していただいたあと、

このように、取り扱うテーマは非常に幅広く、かつ掘り下げは非常に深い名著です。

日本型の雇用制度の本質を理解されたいかたに、お勧めの一冊です。 

繰り返し「名著」と評していただきました。ありがとうございます。

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