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拙著評いくつか

Img_752f5d874047328e26f434ce08fbda5 その間にも、ネット上には拙著『働く女子の運命』への短評がいくつか上がっておりました。

まず、「ふとっちょパパの気ままな日記」というブログ。

http://blog.goo.ne.jp/ftopapa2/e/86ac0c7c965795fc2d35b2d9d578d422

濱口桂一郎さんは、同年代。

日本の労働問題の特殊性を理解しないと、女性労働問題は理解できない。

<欧米型がジョブ、仕事に対して賃金を支払うのに対して、日本では組織のメンバーである事に対して支払う。>という指摘が、発端である。

落ち着いた筆致で、問題の解決を迫ってくる。

ただ、女性の置かれている立場も会社によって随分と違うだろうし、一筋縄ではいかないな。

同年代ですか。まあ、女性の置かれた立場は昔はどこも似たようなものだったのでしょうが、今は様々でしょう。

読書メーターには、「イグアナの会 事務局長」さんが鋭い書評を。

http://bookmeter.com/cmt/55807849

私も、管理職比率を○○パーセントにするというような、結果数字だけを目指す施策には違和感がある。男性主導の会社よりも、男女その他の様々な意見価値観が反映される会社の方が、結果を出すのは間違いない。日本社会は同調圧力がものすごく強い社会だから、同調圧力を弱める方向に施策を打つべき。長時間労働したい者はする、早く帰りたい者は帰る。短時間でも貢献した者は評価する、貢献評価は結果数字だけでなく存在や関係性構築やアイデアも入れるなど、超多面評価と多様性を認め自ら主張できる社会の仕組み作りが必要なんじゃね。

ブクログレビューでは、「かえるのこ」さんのレビューが。

http://booklog.jp/users/uniyamada/archives/1/4166610627

雇用均等法以降の就業者には見知らぬ世界ばかりで、社会法やったはずなのになあ、とびっくり。大層緻密に世相と立法の展開を教えてもらえた。世の中こんなに仕事できる人でないといけないのかな。

そう、今はもう余り記憶されていない、というか忘れたふりをしている人の多い均等法以前の日本の職場の常識だった世界を、これでもかこれでもかと見せつけるのも本書のひとつの目的でした。

Chuko_2 なおこの他にも久しぶりに『若者と労働』の書評も見つけました。

http://ameblo.jp/acdcrush/entry-12153668410.html

日本のメンバーシップ型の雇用問題と欧米やアジアなど、世界的には一般的なジョブ型の雇用の詳細やメリットデメリット、そして日本の今後の方向性等が詳細に書いてあって、実に説得性の高い著書で、興味深く一気に読んでしまった。

そして、昨日の感想と同じく、大企業の大半の大卒社員は、相変わらず今後もメンバーシップが中心だろうが、第3の道としてのジョブ型無期雇用社員の拡大も今後の方向性として大いに活用できる雇用形態ではないかと思った。

112483_2 更に、『日本の雇用と労働法』にも一言短評が。

http://bookmeter.com/cmt/55809502

日本国で労働せんとする者の基礎教養。

これはあまりにもありがたい言葉です。

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