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2016年4月12日 (火)

OECDが日本に勧告

20160411sgbrochure_home例によって、OECDが日本に勧告しています。

http://www.oecd.org/regional/japan-will-need-reforms-to-ease-economic-blow-of-a-shrinking-workforce.htm(Japan will need reforms to ease economic blow of a shrinking workforce)

総花的な記述なので、それぞれに自分に都合の良いところばかりを引用しがちなわけですが、労働関係でいえば、やはりこの一節かと。

The Better Policies Series Report also calls for policies that make it easier for both men and women to combine work and family life, in part by changing Japan’s culture of long working hours. Moreover, Japan needs to expand affordable access to quality early childhood education and care. This can help increase the employment rate of women, which currently is 18 percentage points below that of men. In addition, the employment opportunities for older people need to be improved, notably by enhancing their ICT skills and fostering lifelong learning. Such measures will not only boost growth but also contribute to a more inclusive society.

http://www.oecd.org/tokyo/newsroom/japan-will-need-reforms-to-ease-economic-blow-of-a-shrinking-workforce-says-oecd-japanese-version.htm

Better Policies Seriesはさらに、例えば日本の労働文化である長時間労働を改めることなどによって、男性も女性も仕事と家庭生活を両立しやすくする政策の導入を呼びかけています。また、質の高い幼児教育と保育を手ごろな価格で利用できるよう拡大する必要があります。それによって、現在は男性よりも18ポイント低い女性の雇用率を高めることができます。それに加えて、高齢者の雇用の機会も、高齢者のICT技能を高め生涯学習を奨励することで増やす必要があります。このような方策は成長を促進するだけでなく、より包摂的な社会の構築にも貢献します。

うーーむ、長時間労働は日本の文化ですか。

ガキがうるさいといって保育所を潰したがるのもスバラ式日本文化じゃないでしょうね。

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コメント

「たかが子どもの声じゃないか」と、新幹線以上の騒音公害問題を抑圧してしまうことが果たしてスヴァラシキ日本の文化なのでしょうか。

こうした今どき社会問題事象は、マルクスさんに親和すれば「上層の棄損問題」としがちでしょうし、ネオリベに無意識に親和してしまっている今の時代は個人の選択尊重をモットーに「選択を間違うバカ層こそ問題」と”下への攻撃”をしてしまいがちな究極の罠に嵌りやすくなりますよねえ。
個別事象は違いますからひとくくりにはできませんが、今の困難と将来への贈り物を比較しつつ見据えて折り合える「場所」を見つけるしかないでしょうね。
保育装置ができれば万歳でもないし、そこに本ブログ専門の保育産業が抱える労働問題も一緒に解を示さないと…もっとも介護同様に賃金問題に還元する解決議論も「ええ?、労働の質は教育機関によってそもそも担保されているの?」と毎度危険思想をもっております。あ~、わたくしの領域もいえば、看護労働も雨後の竹の子大学教育機関開設合戦で同じ…「ホントに看護教員の質を保ってるの?将来の負の連鎖はない?」と聞きたくなりますねえ。2025年にビジネスチャンスを与えすぎというか、それに絞ることが金融の異次元緩和同様に政治と役人には「見えやすい」のでしょうねえ。巨視的に見る術を持ちたいですねえ。

子供の声がうるさいので保育園設置反対、というふうに報道されたケースの一つ、市川市の事例については、騒音問題もあるけど、交通問題もあるらしいですよ。
(例えば、ttp://kabumatome.doorblog.jp/archives/65859345.html )
私のようにリンク元を見に行かない人のためにまとめると、設置候補地は、千葉の中では高級住宅街なので道路が狭いけど、国道14号線からの抜け道になってて交通量が多い時間帯があり、それは通園時間帯と重なるので、止めたほうがいいのでは、ってことです。子供の事故とか、車の渋滞とか、予想されるので。
もちろん、騒音問題という人もいるようです。
(例えば、ttp://enter101.hatenablog.com/entry/2016/04/12/084052 )

市川の例はちょさんのコメントにある事情が絡み合う問題に還元した報道姿勢でメディアも深入りしたくないようで逃げを打っているように見えますね。
退任したS&I元会長の鈴木氏が退任騒動直前のインタビューで「寒くなる前にその準備をしなさいといっておいたのに寒くなってから手を打とうとしてももう遅いんです」というような意味深趣旨発言をおられましたが、この件もそれです。
行政が人口増(歳入増)を、金融創造媒体とデベロッパーが家計負債による若い労働所得依存者をターゲットに街づくり政策と称してパカパカ高層長屋を許可し建て売りまくればその帰結として何が起きるかなんてバカでも解ることですからまさに官民あげて自分の領域だけしか見ない職務権限と法に則っり何も法的瑕疵はないことを解って、要はバカを見るのはその不作為によって当事者とされてしまった住民同士という未必の故意官民合作社会現象ですね。やはり「選択を間違ったバカが悪いのだ」式自己責任論で当事者たちの鬱憤はここであの忌まわしき「ニッポン○ね!」と言いたくもなるのでしょう。
品なきことですが、「論」を語るまえにやれることいっぱいあるのになあと思いますね。でもこれが消費者主権の負の面現象ですよ。

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