ニッポンの女議員比率はインド以下
OECDが一昨日「公的分野における男女平等勧告」(Recommendation on Gender Equality in Public Life)なるものを公表していますが、そこに載ってたこのグラフがなかなか興味深いです。
http://www.oecd.org/governance/oecd-countries-agree-to-improve-gender-equality-in-public-leadership.htm(OECD countries confirm their drive to improve gender equality in public leadership)
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非OECD国なのに、女性差別が激しいと思われているインドをわざわざ持ってくるあたり、欧州らしい厭味ですね。出典である OECD Gender Data Portal では
Employment : Female share of seats in national parliaments
が該当するのでしょうか。確かに Japan は堂々の最下位、9.5%。ワースト2は Brazil で 9.9%、これに Hungary 10.1% が続きます。India はその次です。
余談ですが、この OECD Gender Data Portal は非常に見やすいですね。グラフも自動で描いてくれますし、年を変えると再描画してくれます。総務省統計局も相当データを提供していますが、基本の発想が「書籍の電子化」であり、エクセルデータの様式(セルサイズ)とか集計とか、見栄え重視です。表の見方を知っている者にはいいんでしょうけど。
投稿: ちょ | 2016年3月10日 (木) 12時10分