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2016年3月11日 (金)

『働く女子の運命』が重版

読者の皆様のおかげで、昨年末に刊行された『働く女子の運命』に重版がかかりました。本当にありがとうございます。

この間にマスコミ、ブログやツイッター等ネット上、各種書評サイトでいただいた書評は、こちらにまとめてあります。

http://hamachan.on.coocan.jp/bunshunbookreview.html

また版元の文藝春秋による紹介ページはこちらです。

http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166610624

http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166610624

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担当編集者より
つい最近まで、女子は「腰掛け就職」「職場の花」などと呼ばれ、重要な業務につけず、管理職にもなれない不遇を味わってきました。
そしてやってきた失われた20年以降、総合職というコースが用意された代わりに、“転勤も労働時間も無制限”に働けという。
さらには「少子化対策と女性の活躍」を両立させる、ですって――!?
いったい女性にどうしろと言うのでしょう。

本書では富岡製糸場から戦争時、職業婦人、ビジネス・ガールといった働く女子の歴史を追いながら、男性中心に成功してきた日本型雇用の問題点を探っていきます。
書評・インタビュー

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コメント

刊行前にもくじを拝見して、もうだいたい論旨が読めた気がしました。事実そういう本でしたし。一番感銘を受けたのは、マルクス経済学の労働付加価値説が日本のメンバーシップ雇用体制のなかでどう読み替えられて自己正当化の理論支柱になったのかの指摘部分です。あそこは「おおーっ!」と読みながら声をあげてしまったほどです。それも公共の場で。

ありがとうございます。主たる読者層と想定していた若い女性たちに読んで欲しいところは、実は労働関係者にとっては結構周知のことだったりするので、そういう玄人向けに一番読んで欲しいところは、実は第2章の、久美さんが指摘しているような部分だったりするんです。

昨日、私の地元の新聞にも書評が出ました。共同通信系です。すでにこのブログで紹介されたのと同じものだと思います。

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