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2016年3月 1日 (火)

<親子に時間を>イクメンの選択(6・完)識者インタビュー@静岡新聞

昨日の静岡新聞夕刊に、「<親子に時間を>イクメンの選択(6・完)識者インタビュー」として、わたくしのインタビュー記事も載っています。

http://www.at-s.com/news/article/women/series/215136.html

■雇用慣行の根源議論 浜口桂一郎・労働政策研究・研修機構主席統括研究員

 ―日本的雇用慣行について教えてください。

 「戦後から労使で積み上げた規範としての雇用の在り方。典型的な点が長期雇用、年功処遇の中で職務、時間、場所を無限定に働くこと」

 ―世界的にみた特徴とは何ですか。

 「学歴で社員、準社員、職工と分かれる身分制を戦後に解消し、ホワイトカラーとブルーカラーを同じ社員とした上で長期雇用、年功処遇の仕組みを築いた。男性に限れば世界で先駆的に平等化した企業社会だ。無限定に働く『頑張る』人は上に上がれる。出世民主主義と呼び、社会全体の効率を維持できた。欧米は今も職務による身分制が残っている」

 ―日本企業に今、何が起きていますか。

 「子どもを抱えた女性は男性同様に『頑張る』ことはできない。男性に限れば平等な企業社会を実現したために、後から女性を入れるのが難しいという皮肉な状況にある。どこまで『頑張る』かも職務で決まっている欧米は、不平等かもしれないが、男女とも無限定に働かなくても、それなりの生活ができる」

 ―日本企業の今後を展望してください。

 「労働力人口が減る中、育児や介護をしながら働く人が増えれば、転勤や長時間労働ができない人が多数派となる。将来的には労働時間を規制しなければ、社会は持続できなくなる。ただ、平等な企業社会をどの程度諦めるのかという問題でもある。雇用慣行は法律ではないので労働者の間で根源から議論し、時間をかけて解決するしかない」

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