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2016年2月14日 (日)

読んでたらなんだか吐き気がしてきた

Img_752f5d874047328e26f434ce08fbd_3 済みません、せっかく読んでいただいたのに吐き気を催させてしまったようです。

http://blog.goo.ne.jp/gurubu/e/c09f300eadcf5f346f511346801f6154

「ぐるぐる・ぶらぶら」さんのブログで、拙著『働く女子の運命』を書評いただいたのですが、冒頭いきなり

読んでたらなんだか吐き気がしてきた(すみません>作者の方)。

と、結構強烈だったようです。

それは、きわめて私的な理由で。

働く女子たる私や同僚が悩まされているものの正体が垣間見えたから。

この本で解説されている雇用システムの形成経緯において、折々に

ぶち込まれてきた恣意性の存在が、よく分かったから。

はぁ、そこまではっきり書いてしまって申し訳ありません、というべきなのかどうかよくわかりませんが、

今読めば眉をひそめてしまうような、過去の有力団体や有識者・研究者

の発言・解釈説明など、時代がそうだったと言えばそれまでだけれど、

積み重なって現在の状況に確実に影を落としている。

そこは、意識的にこれでもかこれでもかと過去の一件一見トリビア的に見えるエピソードをてんこ盛りにしています。

最近で言えば「ダイバーシティ」「ワークライフバランス」、

否定しえない正論の姿で天から降ってきた感のあるこれらのお題。

大事なことなのに、何故こう、何度も、形骸化や形式化を繰り返すの

だろう?もっと言えば、毎度形骸化を内省しないのはなぜ?

…理由の根っこが少し分かった。

みんなでこぞって換骨奪胎。構造的に換骨奪胎体質。きついわ。

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コメント

読み手の感性によりますが、これまでの「よく解かった」式のレビューから、やっと出てきた悲観的ではなく経験則のレビューだなあと感心。

はまちゃん先生、余計なことですが、先生の最後の小見出しで、「トリビア」が「とリビア」に誤変換されております。か、「と」は助詞で「ト」が落ちているかw。ちなみに「助詞で」は「女子」みしようかと誘惑されたのですが、「バカかこいつ、いつもいつも」と思われるのもつらいのでまともに書いてしまいました。
本当はコメントなんて遊びというかエスプリがないとかっこ悪いよなあと思っているタイプなんですが。

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