影山裕子さんが登場したのには・・・・
ここ一週間ほどずっと「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。」という状態のamazon書店ですが、「はづき」さんのレビューがアップされています。
http://www.amazon.co.jp/review/R3GHJZH6XVCG0V/ref=cm_cr_dp_title?ie=UTF8&ASIN=4166610627&channel=detail-glance&nodeID=465392&store=books(属人型メンバーシップ雇用社会 日本)
風邪ひいて早く寝ようと、ナイトキャップ代わりに開いた本が、面白すぎて寝られなくなったしまった。
「女子供を養う給与を貰う(生活給)」代わりに転勤、長時間労働を甘受する”男性”で成り立ったメンバーシップ雇用型社会である日本。ジョブ規定とそれに対する成果が評価基準の欧米型ジョブ社会。性差を越えた平等は後者をベースにしなければ成立しない。労働者の代表として、本来性差の平等を推進する労組は、生活給を維持しようとして自己矛盾に陥る。
私がNTT在職時代に既に伝説の存在だった、公社キャリア女子一期生の影山裕子さんが登場したのにはちょっと驚き、懐かしくも感じた。
実は本書に結構繰り返し登場する主役級の人物の一人がこの影山裕子さんです。
若き日のBG扱いの屈辱、夫との離婚、アメリカから帰国後に書いた本、さらには自分が育児休職制度を作ったかのような自慢話まで、いろいろ盛りこんでいます。
今から15年ほど前、もう老境にあった影山さんにお目にかかって少しお話をしたことがありますが、一つの時代の生き証人という感じで、こういう形で多くの人の記憶にとどめられる形にできてよかったと思っています。
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