2つのブログで拙著書評
昨日、2つのブログで拙著『働く女子の運命』への書評をいただきました。
まず「21世紀のサイノツノブログ」さん。
http://horn-of-rhinoceros.hatenadiary.jp/entry/20160127/1453899600
・・・さて、『働く女子の運命』(文春文庫、濱口桂一郎著)を紹介しよう。 本書は、「女性と労働」という切り口で書かれている。 巻末の経歴を見ると、著者は労働省(当時)出身で、現在も労働研究に携わっておられる方である。いわば労働に関するスペシャリストといえようか。 内容は、決して女性のみの話ではなく、著者の言葉を借りれば「日本型雇用の歴史そのものが女性のありようを物語る」ものである。
次にNaoki SUGIURAさんの「なおきのブログ」。
http://naokis.doorblog.jp/archives/empowering_women_deception.html
私は女性の労働問題に甚だ関心を持っています。その理由は、私が四人の娘の父親であることと無縁ではありません。娘たちが将来社会に出た時、労働環境は一体どうなっているだろうか、ということは、無関心ではいられません。
安倍内閣が女性活用を提唱しています。しかし、女性が男性並みに働きかつ子どもを持つというのは、どこか無理があると、常々考えておりました。なぜそう思うのかよくわからなかったのですが、本書を読んで、見切りました。
はっきりと申します。
いわゆる「女性活用」は眉唾物です。その提唱の先に、女性にとってより好ましい未来はありません。
いろいろな観点から読んでいただけていることに感謝したいと思います。
なお、明朝未明4:20よりNHK「視点・論点」に出演します。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-5eec.html
視点・論点「働く女子はなぜつらい?」
1/29 (金) 4:20 ~ 4:30 (10分)
NHK総合・東京(Ch.1)
【出演】労働政策研究・研修機構主席統括研究員…濱口桂一郎
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