『経営法曹』187号
経営法曹会議より、『経営法曹』187号をお送りいただきました。ありがとうございます。
http://www.keieihoso.gr.jp/report.htm
314ページと、いつもにまして分厚くなっていて、その半分強を占める年間重要判例検討会の議事録は、頭を法律モードにしてからゆっくりと読ませていただくことにして、ここでは「座談会」という名の講演録に本庄淳志さんが登場しているので、そちらを。
ここで本庄さん、今までの派遣法の在り方や今回の派遣法改正について、いつも聞いている話をしていますが、後ろの方でかなり踏み込んでとりわけ登録型派遣の在り方について独自の見解を示しています。これはなかなか面白いので、是非図書館か何かでお読みになることをお奨めします。
おそらくそれらも含めて、本としてまとめて出す予定があるようです。曰く:
講師・本庄准教授 そうです。今日のこのテーマというのはまさに私の博士論文のテーマで、全く一言一句違わずに「労働市場における労働者派遣法の現代的役割」で、これにサブタイトルがついて、今日はどちらかというと日本の話を中核にしましたが、外国法との検討も踏まえて書きました。ただ、2008年当時の状況と今の状況はわずか7年の間にがらっと変わっています。それも含めて、今、手直しをして、それこそ大内先生に「早く出せ」と合うたびにお尻を叩かれていまして、今まさにその準備をしております。
だそうです。
« 拙著評いくつか | トップページ | hamachanブログ2015年ランキング発表 »
コメント