奥谷禮子『如是我聞2』
ザ・アールの奥谷禮子さんから『如是我聞2』(亜紀書房)をお送りいただきました。ありがとうございます。
http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=745&kw=%E5%A5%A5%E8%B0%B7%E7%A6%AE%E5%AD%90
一企業が23年間、隔月でフリーペーパーを出し続けてきた。本書はその10年目以降の全単文時評492篇と対談(72回)のセレクションをまとめたものである。
目からウロコの時評集成、読みごたえあり!
わたくしも一度呼ばれて対談したことがあるのでお送りいただいたのだと思いますが、わたくしとの対談はそれほど面白くないと思われたためか、本書に収録されていません。
収録されている対談は次の通りですが、
「新しい中世」の課題――vs田中明彦
美術館が街をイキイキさせる――vs蓑豊
安藤流、不況の打開策――vs安藤忠雄
中高年のクライシス――vs工藤美代子
これからの日米の動向――vs藤原帰一
次の世代に歌をつないでいきたい――vs五木ひろし
絶望の国の希望とは?――vs古市憲寿
死に逝くひとへの化粧――vs小林照子
生まれ変わっても、また映画プロデューサーに――vs日下部五朗
百聞は「実験」に如かず――vs湯本博文
自殺率が日本で“いちばん”低い町の秘密――vs岡檀
これらには及ばないまでも、わたくしとの対談もそれなりに興味深い論点が示されていると思いますので、ご参考までに:
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