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2015年10月16日 (金)

従業員と僕(しもべ)

久しぶりに本田由紀さんのつぶやき

https://twitter.com/hahaguma/status/654960041200455680

今日きいた言葉。「日本の政府は国民を従業員のように考えてる。本当は政府は国民の僕であるべきなのに。」

どなたがどういうシチュエーションで述べた言葉かはわかりませんが、おそらく政府を批判する文脈で、あるべき正しい姿に比べて現状の悪い姿を糾弾する流れで発せられた言葉であろうと想像されます。

が、

とりあえず政府と国民という比喩次元の対象を括弧に入れて考えれば、

その方にとっては、従業員というのは僕(しもべ)であり、無理難題でもいうことをきかせて当然の存在なのであろうなあ、ということだけはしっかりと伝わってくる表現でもあります。

自分の認識枠組みがブラック企業のそれと同型であることをかけらも意識していない正義感に溢れた反体制感覚とでも言いましょうか。

そして、

そういう発想の枠組みに、政府とある意味で似た象限に存在している公務員という概念を代入すると、まあマスコミや政治の世界でいやというくらい繰り返されてきたある種の叩きの発想パターンの原型がくっきりと浮かび上がってくるようにも思われます。

そういう感覚を応援するつもりでつぶやかれたのではないことは理解できますが、さはさりながら、発想の「かたち」への敏感さも必要なのではないかと愚考するところではあります。

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コメント

社会保障制度の年金や医療の保険制度のもつフロー性(様々な社会要因と過去、今、未来)問題をわざと微分してストック問題(今だけ。過去とは景色が替わっているのに)に置き換え損得で分断をさせるこちらは労働問題版に過剰反応されている方なのでしょう。
でもその行状には無視できないことも事実で、社会が崩壊寸前でなんとかせねばというのがその答えなのでしょう。公務とは非生産セクターで大いに活用されるべきものでGDP参入すべき面のでないのです。たとえば中国のそれがGDPに大きく寄与する事実は、所詮は計画経済頼りであることを示しており市場でないことは明白で、今日の日本の政権の政策も類似性が高くなりはじめた民への叱咤なのかもしれません。
公務が信頼されるには、たとえば税を所得の源泉にしているわけですから、保険は医療は帰属自治体の国民保険で年金は国民年金に国民年金基金で乗っけたらとおもいます。国債消化の大きな担い手が減る危険はありますが。

まあ岡林信康の昔から 従業員==奴隷 なのでして。
それでも当時は「心は俺のものだ」と言えてたんですが。

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