『日本労働法学会誌』126号
来週末(10/18)の学会(@東北大学)を前に、『日本労働法学会誌』126号が届きました。
https://www.hou-bun.com/cgi-bin/search/detail.cgi?c=ISBN978-4-589-03705-3
今年5月に近畿大学で行われた学会の3つのミニシンポと4つの個別報告が収録されています。
《129回大会》
特別講演:萬井隆令
ミニシンポⅠ:唐津博/奥田香子/石田信平/土田道夫
ミニシンポⅡ:道幸哲也/國武英生/淺野高宏/開本英幸
ミニシンポⅢ:浅倉むつ子/山川隆一/相澤美智子/富永晃一/神尾真知子
個別報告:石﨑由希子/植村新/黒岩容子/鄒庭雲
《回顧と展望》和田肇/河野尚子 ほか収録
私は労働法教育の研究会に関わった義理もあり、ミニシンポは2つめのワークルール教育に出ましたが、男女均等の問題にも最近関心を持っておりまして、来週の別の講演・パネルディスカッションでは(意外にも)女性労働問題を正面から取り上げます。乞うご期待です。
http://www.npo-jhk-support119.org/theme69.html
『雇用改革の議論の行方とこれからの雇用社会!』
□講演
講演1 株式会社ニッチモ代表取締役 海老原嗣生様
「雇用改革議論の問題と目指すべき方向-欧米の現状からみる問題点とあるべき姿」
・労基法の改正、派遣法の改正・・・何が良くて、何が足りないか
・5年有期雇用施行後の問題
講演2 労働政策研究・研修機構主席統括研究員 濱口桂一郎様
「日本型雇用と女子の運命」
・今ごろ「女性活躍推進法」の皮肉・・・日本の女性はなぜ活躍できないか?
・日本の女性がたどってきた就労の現実と「市場主義の時代」に増幅された歪み
講演3 東京大学社会科学研究所教授 水町勇一郎様
「世界の労働法改革の方向性と日本の課題」
□パネルディスカッション
コーディネーター 法政大学キャリアデザイン学部教授 坂爪洋美様
パネラー 海老原様、濱口様、水町様
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