« 港湾労働、ちゃんと研究しなきゃ | トップページ | 立憲主義と民主主義と労働法 »

仁田道夫・連合編『これからの集団的労使関係を問う』

51rtu6rxal_sx230_ 仁田道夫・連合編『これからの集団的労使関係を問う』(エイデル研究所)がようやく届きました。

労働組合活動家と研究者が各章ごとに掛け合い的に論文を寄せています。

序論 これからの集団的労使関係を問う 仁田道夫

1 労働者代表のあり方(労働者代表制、過半数代表制)

[問題提起]組織率の危機と過半数代表者 新谷信幸

[論文]労働者代表法制のあり方 濱口桂一郎

2 企業別労働組合の組織的基盤

[問題提起]産別組織JAMの対応 宮本礼一

[論文]中小労組を中心に 後藤嘉代

3 賃金決定の個別化と集団的労使関係

[問題提起]賃金体系の見直しと集団的労使関係 逢見直人

[論文]賃金体系と集団的労使関係:賃上げ方式を中心に 仁田道夫

4 解雇等の紛争解決と集団的労使関係

[問題提起]職場のトラブルは、個別紛争か集団紛争か 村上陽子

[論文]紛争解決と集団的労使関係 神林 龍

5 就業形態の多様化と集団的労使関係

[問題提起]就業形態の多様化と労働組合の課題 松井 健

[論文]労働組合はだれのためにあるのか? 水町勇一郎

6 産業基盤の確保と集団的労使関係

[問題提起]産業基盤の確保と集団的労使関係 郡司典好

[論文]海外生産の拡大と集団的労使関係 自動車産業を事例として 首藤若菜

7 企業組織のグループ化・ネットワーク化と集団的労使関係

[問題提起]企業組織のグループ化・ネットワーク化における集団的労使関係の可能性 春木幸裕

[論文]集団的労使関係の法的基盤としての団体交渉にかかる「使用者」概念 竹内(奥野)寿

8 M&A等による企業再編と集団的労使関係

[問題提起]就業形態の変容と集団的労使関係 小畑 明

[問題提起]M&A等による企業再編と集団的労使関係 工藤智司

[論文]企業組織再編への労働組合の対応と課題 呉 学殊

あとがき 逢見直人

本日午後、都内某所で、この本に基づいたシンポジウムが開催されます。

(追記)

シンポジウムを聴かれた方の感想:

https://twitter.com/yohei_tsushima/status/649582337928224768

きのう午後、シンポジウムに参加。労働者代表制の話を聞きながら恩寵的民権と恢復的民権のことを思い出す。南海先生はたとえ恩寵的民権であれ、これを善く護持・珍重し、恢復的の民権と肩を並ぶるに至るは正に進化の理なりと説いてた。戦後は労働組合は爆発的に広がったけどいま組織率が低下。

https://twitter.com/yohei_tsushima/status/649583699701268481

労働者代表制は恩寵的かな。整備されたら活用されるかもしれない。ただそれがいつになったら恢復的民権と肩を並ぶるに至るんだろうと。昨日の話ではそういう主権者教育的な運動をどう戦略的に展開するか少し聞いてみたかったかも。そんな意味で国会前デモの経験はR合でどれだけ生かされるかな。

|

« 港湾労働、ちゃんと研究しなきゃ | トップページ | 立憲主義と民主主義と労働法 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 仁田道夫・連合編『これからの集団的労使関係を問う』:

« 港湾労働、ちゃんと研究しなきゃ | トップページ | 立憲主義と民主主義と労働法 »