JTBグループ労連でインターバル規制
平壌じゃない方の「労働新聞」(という言い方もいい加減飽きてきましたが)に、勤務間インターバル規制の記事が載っています。
http://www.rodo.co.jp/periodical/news/2015833027.php
勤務間インターバル規制で9社が妥結――JTBグループ労連
国内旅行業最大手であるJTBグループ内の9社が、今年の15春闘で勤務間インターバル規制の導入を妥結したことが分かった。前日の勤務終了から翌日の勤務開始までの休息時間を確定して労働時間に絶対的上限を定める業界初の取組みで、11時間2社、10時間1社、9時間1社、8時間5社がその内訳。旅行業が中心だが、長時間労働となりがちな広告・イベント関連の企業なども含んでいる。生活時間の充足を通じて個々の多様性を担保し、人財力の強化につなげる考えを労使で共有した。
旅行会社というのも客商売の典型で、労働時間がずるずると長引きがちな業界なのでしょうが、そういうところでの勤務間インターバルの導入の試みは、インパクトが大きいものだと思います。
・・・JTBグループ労働組合連合会(小川一会長、約1万4000人)が今年の15春闘で統一要求に踏み切って獲得した成果で、7月1日現在、妥結した9社はいずれも新たな規制の導入に踏み切っている。各社における同規制の適用対象者は、全従業員が7社、管理監督者を除く従業員が2社となっている。
同グループ労連が所属する上部団体=サービス連合内では初めての取り組みであり、最大手の決断が及ぼす業界内への波及効果が期待されている。
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