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2015年6月25日 (木)

青砥恭編『若者の貧困・居場所・セカンドチャンス』

922ab249105de2b0fc02c5fb7a926b04200 青砥恭・さいたまユースサポートネット編『若者の貧困・居場所・セカンドチャンス』(太郎次郎社エディタス)をお送りいただきました。ありがとうございます。

http://www.tarojiro.co.jp/product/5339/

このままでは若者が「国内難民化」する?!

貧困家庭の子ども325万人(6人に1人)、好転しない不登校・ひきこもり、高校中退者はこの10年で100万人超。若年無業者が増加している。学生でも社会人でもない不安定な10代・20代。使い捨てられて無業となる30代。変わらなければならないのは、「若者」だろうか?

学校が育ちの場にならず、企業社会にはイスがない。従来型ライフコースからはずれていく多くの若者を、だれが、どこで、どのように支えているのか。

「学び直し」「居場所づくり」「就労支援」を実現する貧困研究の生きた知見と、先進的な実践者が集い、安心して普通に生きられる社会へのモデルを指し示す。

子供の貧困がホットトピックになり、子供の貧困対策推進法が一昨年に成立したとはいえ、本書から浮かび上がってくる若者たちの心身両面の環境における貧困さは胸をつかれるものがあります。

【序】子ども・若者支援がめざすもの

「高校中退」から「セカンドチャンス」へ●青砥恭

【第1部】現場でいかす

[現場のための「生活保護」入門]私たち自身のまなざしが問われている●稲葉剛

[現場のための「発達障害」入門]子どもの特性を医療の視点から理解する●黒田安計

[現場のための「相対的貧困率」入門]相対的貧困率と子どもの貧困対策法を考える●山野良一

[コラム]生きる場所はどこに①──自己責任論を超えて●戸高七菜

【第2部】現場からはじまる

[市民が伴走する地域若者サポートステーション◎静岡方式]働きたいけれども働けない若者たちと●津富 宏+池田佳寿子

[学校と社会のすきまを埋める支援ネットワーク◎札幌]新規の来談、毎月40名●松田考

[少年院を出た若者たちのネットワーク]セカンドチャンスを支える 少年院出院者として●才門辰史

[地域でサービス、モノ、カネ、ヒト、情報がまわる仕組み◎横浜]就労支援から地域経済の再生へ●関口昌幸

[コラム]生きる場所はどこに②──子ども・若者の貧困と格差が日本社会に突きつけたもの●青砥恭

【第3部】視点をひらく

[日本の現実と各国の若者政策]若者が自立できる環境をどうつくるか●宮本みち子

[普通に安心して働くことが困難な時代に]居場所という〈社会〉を考える●中西新太郎

[問題提起を受けてのトーク]見えてきた課題と新しい社会のモデル●松田考+宮本みち子+関口昌幸+中西新太郎+青砥恭

どれも必読ですが、時間がない人が敢えて一つだけ目を通すべきものは、自ら少年院出身のセカンドチャンス!理事長才門辰史さんの文でしょうか。

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