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2015年5月27日 (水)

週刊東洋経済編集部のツイート

05211407_555d67fe39b73 今週月曜日発売の『週刊東洋経済』5月30日号の内容について、当の週刊東洋経済編集部の方がこういうツイートをしていました。

https://twitter.com/w_toyokeizai/status/602608635005534208

本日発売号の特集は「日本型雇用システム大解剖」です。「雇用規制は岩盤規制」。そんなフレーズをよく聞きますが、では変えるとすれば、どこをどうすればよいのでしょうか。雇用と労働をめぐる疑問を一挙に解決します。ぜひご覧ください!

https://twitter.com/w_toyokeizai/status/603127697846317056

労働時間規制を適用除外する、いわゆる「ホワイトカラー・エグゼンプション」の労基法改正案が国会で審議入りしました。残業代ゼロ法案と批判されていますが、実は、世界では命や健康に直結する物理的な労働時間規制が重視され、割増賃金は枝葉の問題というのが常識です。そして日本は、この物理的な労働時間規制が事実上存在しない、それなのに残業代の議論ばかりしているという、妙な状況に陥っています。

働き過ぎが当たり前の国--。今週号の特集「日本型雇用システム大解剖」では、ホワイトカラー・エグゼンプションの本質的な問題に迫っています。労働問題に関心のある方には是非読んでいただきたいと思います。

https://twitter.com/w_toyokeizai/status/603387545917882368

仕事内容(職務)を特定せずに会社のメンバーになる、という日本独特の雇用契約がいかに世界でもまれな労働社会を作り出しているか。それを際立たせるために、今週号の特集「日本型雇用システム大解剖」では、欧米やアジアなど世界で一般の「職務(ジョブ)型雇用慣行」についても詳しく解説しています。

雇用契約で職務を特定し、その範囲内でのみ労使の関係が成立する。ジョブ型を簡単にいえばそれで終わりですが、そのことが賃金や労働時間から、労働組合、採用、人事、解雇、果ては高等教育や社会保障制度のあり方においてまで、日本との違いを生み出しているのです。そのメカニズムをここまで詳しく可視化した経済誌は初めてだろうと自負しています。是非手に取ってみてください。

ある意味、拙著の手際よいダイジェスト版とも言え、ここまでまとめていただいた東洋経済編集部の皆様の手際に感激です。

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