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2015年5月 8日 (金)

田中萬年「わが国における「徒弟」法制化の課題」

田中萬年さんから「わが国における「徒弟」法制化の課題」の抜き刷りをお送り頂きました。

ブログを辞められてしまい、なかなか萬年節を聞けないのが寂しいですが、論文では依然お元気そうです。

ご本人が論文を二つに分けてPDFファイルでアップされているので、リンクを張っておきます。

http://www.geocities.jp/t11943nen/ronbun/TOTEImae.pdf

http://www.geocities.jp/t11943nen/ronbun/TOTEIato.pdf

冒頭の第2パラグラフでいきなり私のブログ記事が登場します。

・・・濱口桂一郎はブログでEUの若者上質徒弟制会議について紹介している中で「アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス等々の先進国、ブラジル、南アフリカ、中国、韓国までぞろりと登場しているのに、日本の代表は少なくとも発言者としては出ていないようです。/先進国も新興国も、世界共通の政策課題として徒弟制がこれだけ取り上げられているのに、そこに日本の姿がないのは寂しい思いがします。」と記している。"Apprenticeship"という呼称で世界で議論しているにもかかわらず、わが国は、G20にも入っていないような感を与える。何故にわが国は"Apprenticeship"に無関心なのだろうか。・・・・・

以下徒弟学校の推移を述べていきますが、興味深いエピソードが後ろの方に出てきます。

・・・例えば、東京職工学校(今日の東京工業大学)卒業生は当時を次のように回想している。

学生としては到底耐えがたき労苦を嘗めさせられ、・・・小石川砲兵工廠の職工と同様の扱いを受け、・・・近所の子供達には・・・可笑しいな、可笑しいな袴をはいた職人が学校に行くと・・・からかわれた

この職工を見下す意識が、今日の知識人諸氏にも脈々と受け継がれていることを、ブログ閉鎖後も続けておられるツイッター上で萬年節全開で皮肉っておられます。

https://twitter.com/T10000nen/status/596149216805670912

高橋源一郎は立教大学総長の式辞を引用して 「それは、いま、大学を体のいい『職業訓練所』としか考えなくなりつつある社会への反『論』でもあったろう。」と論じている。(朝日新聞4/30)  大学が「体のいい」なら、職業訓練所は体が悪いのか。 「根本から考えるために」に反する論評だろう。

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