労働オーラルヒストリー一気に3冊
梅崎さんより労働関係オーラルヒストリーの報告書を一気に3冊もお送りいただきました。
『《元連合大阪会長・元クボタ労連委員長》石原利昭氏オーラル・ヒストリー』
『全国一般オーラル・ヒストリー《田島恵一・元委員長、高原壮夫・元副委員長》』
『吉村俊夫オーラル・ヒストリー(元三菱電機労働組合中央執行委員)』
の3冊です。
はじめの二つは、梅崎・南雲・島崎の各氏が、最後のはJILPTの鈴木誠さんがインタビュワです。
ここでは、インタビューに至る経緯が書かれたところを簡単に紹介しておきます。
石原氏については、大阪のエル・ライブラリの谷合さんの推薦で始めたそうです。
全国一般の田島さんは、なんとライバル組織であるゼンセンの二宮誠さんの紹介だったとか。二宮さんについては、本ブログでも以前取り上げましたが、オルグの現場で競い合う相手をお互いに評価しあっているということなのでしょうか。
政治的色分けからすれば、全国一般はいわゆる左派であり、ゼンセンはいわゆる右派ですが、田島さんの言葉を引けば、どちらも「労働組合主義」だということになります。
その田島さん経由でインタビューした高原さんのお話も興味深いものです。
最後の吉村さんは、鈴木誠さんが修士時代に取り組んでいた三菱電機の人事処遇制度の研究で、いきなり電話をかけて資料を見せて欲しいと頼んで以来の関係ということです。
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