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2015年3月11日 (水)

日本における教職員の働き方・労働時間の実態に関する調査研究

Dio連合総研の機関誌『DIO』3月号がアップされています。

http://rengo-soken.or.jp/dio/pdf/dio302.pdf

特集は「介護離職問題を考える−仕事と介護の両立に向けて−」なんですが、ここで紹介したいのは、後ろの方の「2014年度新規研究テーマ紹介」です。

3つの新テーマが上がっているのですが、

非正規労働者の働き方・意識に関する実態調査(連合非正規労働センターとの共同調査研究)

派遣労働における集団的労使関係に関する調査研究(連合非正規労働センターとの共同調査研究)

日本における教職員の働き方・労働時間の実態に関する調査研究(日教組からの委託調査研究

はじめの2つが連合非正規労働センター、最後の一つが日教組との共同研究ですね。

このうち特に日教組の委託による「教職員の働き方・労働時間の実態」調査は、多くの人々が問題だと感じながら、法律や政治の谷間でなかなかきちんと(労働問題としての)光を当てられてこなかった問題へのチャレンジで、大変重要だと思います。

日本における小・中・高等学校における教職員の長時間労働の実態はかねてから大きな問題となっており、OECDの調査によっても日本の長時間労働実態は突出している。
この問題は、単に教職員の心身の健康の問題にとどまらず、その過大な負荷が教育の「質」に影響を及ぼし、あるいは教員の早期退職を引き起こすなど、将来にも及ぶ社会的な問題となりつつある。
本委員会では、こうした教職員の労働実態、意識、教育実践に及ぼす影響などについて課題を明らかにするとともに、問題解決に向けた提言を行うことをめざす。
具体的には、幅広い分野にまたがる専門家などによる委員会を設置して、教職員を対象としたアンケート調査を実施し、その結果にもとづいて検討を深める。

そういえば、某経営団体の枢要の地位にいる方も、教師の労働時間問題は深刻で、きちんとやるべきだと仰っていましたし。

日教組自らがやるとどうしても労働問題としてまっとうに議論されるだけでなく、おかしな政治的議論に巻き込まれがちになるだけに、連合総研という明確に労働側の立場ではあるけれども政治的には妙な色眼鏡で見られることのない機関でやるのはいいことだと思います。

しかも、この研究会、先日古稀を迎えられた毛塚勝利先生が参加されるようです。

委 員:毛塚 勝利  中央大学法学部教授
    油布佐和子 早稲田大学教育・総合科学学術院教授
    樋口 修資 明星大学教育学部教授
    青木 純一 日本女子体育大学体育学部教授
    青野  覚 明治大学法学部教授
事務局:小島  茂 連合総研副所長
    杉山 豊治 連合総研主任研究員
    柳  宏志 連合総研研究員
    前田  藍 連合総研研究員


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コメント

大正生まれの母が小学校の教員でしたので、30年前ぐらいまでは実態を知っていますが、現在は比較にならないぐらいに悪化しているそうですね。
残念ながら、国会で脈絡もなく「日教組、どうするの!」なんてヤジを飛ばして悦に入っている、街宣右翼やネトウヨも真っ青のお方が首相では、日教組がからむだけで、調査結果は完全に無視されることと思います。

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