フォト
2020年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

« 『生産性新聞』連載コラムがアップされました | トップページ | 日本のアニメ産業環境は厳しいのではない。”違法な劣悪環境”である。 »

2015年3月14日 (土)

山口浩一郎監修『統合人事管理』

Bk00000351山口浩一郎監修・「統合人事管理」研究会編著『統合人事管理-グローバル化対応の法律実務』(経団連出版)をおおくりいただきました。ありがとうございます。

http://www.keidanren-jigyoservice.or.jp/public/book/index.php?mode=show&seq=351&fl=2

 ビジネスの国際化に伴ってグローバル人事のあり方が模索されています。企業が獲得、育成すべき人材とは、どのようなものなのでしょうか。グローバル人材に能力を最大限に発揮させ、企業の成長につなげていくには、どのような人事施策が必要なのでしょうか。
 企業が国境を越えて人を雇う場面で浮上する日常的な問題に加え、近時は、現地子会社で不祥事が発生するという深刻な事態も増えています。これらは日本企業がグローバル化する過程で必ず直面する課題であり、そこから日本企業の将来を見通すことができ、新しい視点で自社の人事施策・労務管理を考え直すことにもつなげられます。
 本書は、これまで取り扱われることの少なかった国際的な労働問題に焦点を当て、グローバル展開を推進する企業が労働法をよりどころにしつつ、解決方法を見出すことができるよう具体策を提示するものです。

タイトルだけではやや理解しにくいですが、一言で言えばグローバルな人事労務管理に労働法からアプローチしたQ&A形式の意欲的な本です。書かれているのは主としてグローバル企業の労働問題に関わる弁護士の方々で、主な内容はこんな感じですが、

○労働法を国際場面に適用する
○海外で適材を採用する
○外国人を受け入れる
○人材を海外へ送り出す-赴任
○人材を海外へ送り出す-出張ほか
○グループ人事を国際化する
○人事を全世界的に統一する
○海外拠点リスクを管理する
○国際的にリストラを断行する
○国際化する労組とつき合う

これだけではちょっと茫漠としているので、そうですね、「国際的にリストラを断行するという章に載っている問いをいくつか挙げてみましょう。日本で当たり前のことが海外では許されないことであり、逆に海外で当たり前のことが日本ではやたらに難しいという労働法カルチャーの違いがよく浮かび上がっています。

9-3 当社はアメリカ本社の現地子会社ですが、事業縮小のため整理解雇をすることになりました。人選基準として50歳以上を設けるつもりですが、アメリカ本社からは年齢差別に当たり不適切と指摘されました。年齢基準をどう考えるべきですか。

9-4 前問の場合において、当社は51歳のアメリカ人を整理解雇しました。するとこのアメリカ人はアメリカに帰国後、アメリカの裁判所に当社を相手取って解雇の効力を争う訴訟を提起してきました。どう対応すべきですか。


« 『生産性新聞』連載コラムがアップされました | トップページ | 日本のアニメ産業環境は厳しいのではない。”違法な劣悪環境”である。 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 山口浩一郎監修『統合人事管理』:

« 『生産性新聞』連載コラムがアップされました | トップページ | 日本のアニメ産業環境は厳しいのではない。”違法な劣悪環境”である。 »