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『若者と労働』は本当に良い本だった。

Chuko

「僕はこの瞳でブログ書く」というブログで、拙著『若者と労働』を書評していただきました。いささか身に余る絶賛です。

http://isigami.blog96.fc2.com/blog-entry-985.html

・・・濱口桂一郎『若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす』を読了。これは掛け値なしの傑作だと断言できる。なんとなくではあっても、「なんか今の労働のあり方って微妙じゃない?もっとみんなが幸せに働けるようなシステムはないものか・・・」と感じたことのある人に心から一読を勧める。

そして、

・・・俺は、この本を読んで、自分が「そんなの理不尽だ!」と感じてきたアレコレの根っこの部分に、欧米とは根本的に異なる日本独自の雇用システムが存在していることに気づかされ、目から何枚も鱗が落ちた。そうか、本質はここにあったのか、と。もっと言えば、自分がぼんやりと抱えてきた問題意識は、こういう方向から深めていけば良いのかという見通しが超クリアに立ってしまって勝手に驚きもした。しかも、この本には、現状の分析だけじゃなくて、俺が感じてきたような「理不尽さ」を社会から取り除いていくための、ごく現実的な処方箋までカッチリと提示されている。「正社員になること」が、「大事な自由を手放すこと」にならない、そんな真っ当な社会を実現するための処方箋が。

なんて死角のない、充実した一冊なんだ。

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