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2015年1月 8日 (木)

民主党代表選挙推薦人から見る、連合系(労組系)議員の動向

大関若三杉@しのぴー(戦隊副本部長)さんが、ツイッター上で標記についてまとめておられますので、労働政治学的関心からも興味深い資料ですので、引用しておきます。

https://twitter.com/wakamisugi/status/552837755743375360

民主党代表選挙推薦人から見る、連合系(労組系)議員の動向 (その1)長妻氏の推薦人となっている労組系議員。 相原氏(自治労)、田城氏(JR総連・JR東労組)、石橋氏(情報労連・NTT労組)、大畠氏(電機連合・日立労組)、神本氏(日教組)、那谷屋氏(日教組)

https://twitter.com/wakamisugi/status/552839560242003968

民主党代表選挙推薦人から見る、連合系(労組系)議員の動向 (その2)細野氏の推薦人となっている労組系議員。 加藤氏(電機連合・三菱電機労組)、津田氏(JAM・旧全金同盟)

https://twitter.com/wakamisugi/status/552840176427233281

民主党代表選挙推薦人から見る、連合系(労組系)議員の動向 (その3)岡田氏の推薦人となっている労組系議員。 平野氏(電機連合・パナソニック労組) 小林氏(電力総連・東電労組) 直嶋氏(自動車総連・トヨタ労組) 柳沢氏(UAゼンセン同盟)

https://twitter.com/wakamisugi/status/552840763877249025

(承前)民主党代表選挙の推薦人を労組系議員の動向からて見てみると、労組系議員の動向としては旧総評系労組出身の議員は長妻氏を支持。旧同盟系労組出身の議員は細野氏または岡田氏を支持といった具合。かつての労働運動の左派と右派の対立と言うか、歴史的経緯もあってパックリ割れた印象。

https://twitter.com/wakamisugi/status/552841385741541376

電機連合の組織内議員は三者三様の対応。特に日立製作所の社員時代に原子力部門のエンジニアだった大畠元幹事長が原子力反対を訴える長妻氏の推薦人に名を連ねている等、興味深い側面も。この辺は一つの政策では無く、総合的な判断や党内の力関係もあるのかな。

確かに旧総評系と旧同盟系で分かれ、しかも旧中立労連系の電機連合が3者に分かれているというあたりは歴史を感じます。

しかし、政治的色分けからするとそういうことになるのでしょうが、組合員の利益をどこまで守るか守らないかという労働組合本来のスタンスからすれば、これはyamachanも感じたようですが、

https://twitter.com/yamachan_run/status/552837509734866944

えっ!あの長妻氏に対して自治労系議員が推薦とは。。

という反応があっても不思議ではなさそうな気がします。

かつて自治労にいた方のこんなツイートも。

https://twitter.com/kurokawashigeru/status/550141658080088064

旧社会党系を含む民主党の「リベラル」派が、労働法的な思考のセンスを持ち合わせない長妻昭氏を担ぐことしかなくなっている状況というのは、旧社会党系の人材補給システムが機能不全に陥っている構造的な問題も含んでいるのではないかなぁ、と感じるところが多くあります。

https://twitter.com/kurokawashigeru/status/550827465652715521

通常訓告戒告程度で済む、必要以上に年金記録を見た程度の職員まで失業者に追い込み、自己批判もしない人物が、どうしてリベラルなのかさっぱりわからん。過日、中道左派の社会保障政策の理論的支柱を示している学者と車中一緒になりましたが、彼が珍しくこの人物を酷評していましたよ。

「リベラル」という言葉が、(市場主義者というヨーロッパ的意味でないのはまあ仕方がないとして)アメリカとも違って、いかなる意味でも労働者の味方であることすらも意味しない日本の独特さなのでしょうか。

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» 沖縄について表には出なかった民主党代表選 [シジフォス]
多くの友人から、民主党の代表選について質問を受け続けた。現役ではないし、民主党員でもないので関わりようもなく興味も起きなかったが、濱口桂一郎さんも指摘していたように、労働組合関係(推薦や組織内)議員の推薦人一覧はいろいろ興味深かった。リベラル派議員と呼ばれる方の多くが一様に長妻議員を推薦したこと、電機出身の議員が三者三様で分かれたこと、辻元・阿部という最左派ともいうべき女性議員が岡田議員を推した(電力総連と一緒に!)こと、そして表面上の「政策」に大きな差が無いこと…。泥仕合になりかけたが、...... [続きを読む]

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