『語り継ぐ連合運動の原点(1989~2014年) 』
連合結成25周年記念企画として刊行された『語り継ぐ連合運動の原点(1989~2014年) 』が少し前に届いていました。今日、連合のサイトにもアップされたので、こちらでも紹介。
発刊にあたって 連合会長 古賀 伸明
第1章 語り継ぐ
身の引き締まる想いだった連合の結成 ~社会的存在価値のある労働運動を目指す~
連合 初代会長 山岸 章は語る
連合がめざすもの -800万官民の結集とこれからの労働運動-
連合会長 山岸 章
統一ナショナルセンター「連合号」の離陸 -労働センター12年の足跡を振り返りつつ-
連合会長・労働センター理事長 山岸 章
“800万連合は一日にしてならず” ~天の時・地の利・人の和 イデオロギーの虚妄から覚めて~
連合 初代会長代行 藁科 満治は語る
連合の充実・発展に向けて -連合の誕生は終着点でなく出発点だ-
連合会長代行 藁科 満治
労戦統一問題がクローズアップ -それは自治労書記長時代-
総評最後の事務局長 眞柄 栄吉
4団体共闘の素地が連合を生む
同盟最後の書記長 田中 良一は語る
リーダーは責任倫理でなければならない
元電力総連会長 連合役員推薦委員会委員長 鈴木 治は語る
連合の“力と政策”の政策指南役 ~現代総研で学者・言論人・労組幹部らが熱い政策論議展開~
元・現代総合研究集団 会長 正村 公宏は語る
“発言力・行動力を高め、存在感ある連合に期待”
政治評論家 森田 実は語る第2章 連合結成・誕生のドラマ
1980年代の労戦統一 70年代の統一論議挫折から政推会議発足へ
統一推進会から全民労協へ 民間連合から官民統一「800万連合」へ
連合?民間から全体の統一へ第3章 連合結成に命を賭けた群像①
官民統一目指してひた走る
元全日本民間労働組合連合会会長 竪山 利文
危機的症状を乗りこえて
元全日本民間労働組合連合会会長・連合顧問 竪山 利文
山田精吾の存在抜きに連合の誕生は語れない
-政推会議から全民労協-民間連合-連合の初代事務局長歴任-
『追想 山田精吾』及び新聞連載から
山田精吾の労戦統一の原点は、大阪から
大阪地方民労協の旗揚げが連合結成への大きなインパクトに
夢追い人・山田精吾という男の真髄
三つの関門があった -新連合への期待-
IMF・JC議長・連合総研理事長 中村 卓彦第4章 連合結成に命を賭けた群像②
-トップリーダーに求められる条件とは- 労働運動の原点はヒューマニズム・働く人の幸せ優先
元金属労協議長 宮田 義二
連合運動の裾野の広がりを期待する
連合顧問(元総評議長) 黒川 武
労戦統一は民間労組先行を最優先し 民主的労働運動の理念を念頭に総結集を狙う
元同盟会長 宇佐美 忠信
連合の結成と私の決断 最後に残る問題は何か -労戦統一か統一戦線か-
元全逓中央執行委員長 宝樹 文彦
労働戦線統一は行動で示す
全民懇代表幹事 高畑 敬一労働戦線統一は行動で示す第5章 いま明かす貴重な労戦統一推進会の記録
貴重な労働戦線統一推進会の記録 -激論を交わす中、人間の信頼関係築き、連合に結実-
「統一を進める会」のいきさつと連合の明日を語る
元自動車総連会長 塩路 一郎第6章 連合結成に期待を寄せるマスコミ論評・社説など
労戦統一の序曲から統一推進会を経て民間労組先行に向けた“基本構想”発表へ
マスコミ各紙・論調は労戦統一をどう評価したか第7章 連合結成への歩み(年表)
貴重な労働戦線統一推進会の記録 -激論を交わす中、人間の信頼関係築き、連合に結実-
「統一を進める会」のいきさつと連合の明日を語る
元自動車総連会長 塩路 一郎第8章 連合への期待と注文
貴重な労働戦線統一推進会の記録 -激論を交わす中、人間の信頼関係築き、連合に結実-
各界公式談話(要旨)
=政党・国会議席順=
=経済団体=
各界有識者からの500字提言
連合応援団からの熱いメッセージ第9章 (資料編)①労戦統一の基本構想など
民間先行による労働戦線統一の基本構想 労働戦線統一推進会
「連合」結成宣言
統一大会宣言 -国民の皆さんへのメッセージ第10章 (資料編)②連合の進路(綱領、基本目標、課題と使命) 連合の「進路と役割」
第11章 発刊の経緯 本冊子発刊の経緯 -連合結成に賭けた先人の熱い志から何を学び、教訓として生かすか-
連合初代会長代行 藁科 満治は語るあとがき
参考文献
目次を一瞥すればわかるように、錚々たる面々が目白押しです。
一番はじめの山岸初代連合会長の文章に、塩路一郎氏が初代連合会長になっていたかもしれなかったという話があって、いろいろと思うところがありました。
« ロースクールでも「学び直し」給付が貰えます | トップページ | 若者・中高年まとめて書評 »
コメント