いわゆる左派と呼ばれる人達によく見られる感情的な意見を極力排し
5年前の拙著『新しい労働社会 雇用システムの再構築へ』(岩波新書)に対し、読書メーターで久しぶりに書評がつきました。「Hisashi Nakadani」さんです。
http://bookmeter.com/cmt/42517933
いわゆる左派と呼ばれる人達によく見られる感情的な意見を極力排し、(非正規も含めた)労使双方が納得の行く労働社会のあり方について検討した良書。学術書的な記述が多く少々敷居が高い感もありますが、昨今の労働問題を巡るニュースを見て「あれ?何かおかしくない?」と思っている人にはぜひ読んでほしい一冊です。個人的には、ホワイトカラーエグゼンプションの下りに考えさせられました。労働者側も「残業代は貰って当然」という感覚を改めないといけないかもしれませんね…。
まさに、わたくしが意を尽くした点を的確に指摘していただいております。
今現在労働法制をめぐって激しい論議がされている分野について、ほぼ現在でもそのまま答えになり得る議論を展開しているはずです。
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