第100回全国図書館大会
今日から明日にかけて、明治大学で第100回全国図書館大会が開かれていますが、そのうち明日開かれる第18分科会では、「非正規雇用職員の今とこれから」というテーマで講演とシンポジウムが行われます。
http://jla-rally.info/tokyo100th/index.php/section18
公共図書館の非正規雇用職員は総職員数の7割にに近づき、他の館種においても過半数を越えている。これらの非正規雇用職員は不安定な雇用と低賃金など低い労働条件で今日も現場を支えて働いている。公共図書館と学校図書館の現場からその現状を報告する。 また図書館を発展させていくためには、今後これらの職員をより安定した雇用に切り替わらせて行かなくてはならない。そのためにはどうしたら良いのか、「ジョブ型(職務限定型)正社員」の考え方や各自治体の公契約条例、日本図書館協会の公契約基準を紹介することによって道筋を探り、共に考えて行きたい。
この分科会の基調講演をわたくしが行います。
基調講演:濱口桂一郎(労働政策研究・研修機構)
テーマ 「ジョブ型(職務限定型)正職員について」
報 告 1:岩渕健二(荒川区立荒川図書館) 「現場の非正規雇用職員から」
報 告 2:松井祐次郎(国立国会図書館調査及び立法考査局国会分館) 「公契約条例の現況」
報 告 3:小形 亮(日本図書館協会図書館政策企画委員会) 「日本図書館協会の公契約基準」
報 告 4:佐藤千春(日本図書館協会学校図書館部会) 「学校図書館非正規雇用職員の現状」
スケジュール
9:00 ~ 受付
9:30 ~ 濱口氏講演(105分)
11:30 ~ 岩渕氏報告(30分)
14:00 ~ 松井氏報告(1時間)
15:00 ~ 小形氏報告(30分)
15:45 ~ 佐藤氏報告(30分)
17:00 終了
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