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2014年10月 1日 (水)

これが大学か、これが高校か、ってか

これが大学か

と、言わんばかりの、被害者意識に満ちたこういう言説が流れてきているようですが、

http://news.livedoor.com/article/detail/9310435/ (国立大学から文系学部が消える!安倍首相と文科省の文化破壊的“大学改革“)

大学進学率が50%を超え、真理の探究にとりくむ象牙の塔という大学のイメージはすでに過去のものとなった。今や大学は、そのあたりの民間企業も真っ青な、徹底した経済の論理による支配が強まっている。・・・

時の政権の意志と経済的利害だけで大学が統制され、とりわけ人文社会科学という人間や社会のあり方を考察する学問がないがしろにすることは、知的営為そのものの否定である。

「大学改革」の名の下に進行する文化破壊と知的荒廃の様をもっと多くのひとびとが知る必要があるだろう。

かつて高度成長期には、こういうこともあったようです。

http://d.hatena.ne.jp/t1mannen/20141001 (神奈川県立高校と職業技術校が連携、体験講座や出前講義)

かって神奈川県は、兵庫県についで工業高校と職業訓練校を連携させて産業高校を設立し、若者の技術・技能の教育訓練に取り組みましたが、時、「高校全入」時代でもあったため、様々な批判が出され、教員からも『これが高校か』という告発報告書が出され、やがて廃止された事がありました。

「これが高校か」ですか。いかにもありそうな台詞です。

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コメント

素直にとれば、国立大学と私立大学で、専門分野をうまく分担して補完しあう、という構想でしょう。大学運営費・助成金の抑制が目的なのでしょうけど。それが、『「大学改革」の名の下に進行する文化破壊と知的荒廃』に至るというのは、論理が飛躍していてわけがわかりませんね。国立大学で、私立大学の先生が、人文系の講義をしたって良いでしょうに。

この構想はアメリカの大学を参照しているのかもしれませんね。アメリカでは、もともとハーバード等の私立大学が伝統的な大学の学術(『神学部、法学部、医学部上級学部とその基礎をなす哲学部』)を行っていて、後に州立大学が農学・工学等の実学を行うようになった、という経緯があるようです。

まあ、ヨーロッパでも、理工系はポリテクニク、人文系は大学、という分担にはなっているようですが。理工系というのは、主に 19 世紀に生まれた学術分野ですので、それ以前から存在していた大学では、当然ながら扱っていなかったわけで。

ちなみに、世界で初めて工学部を設置した大学は、東京大学なのだとか。フランスのエコール ポリテクニク(世界最古の理工系高等教育機関)やアメリカの MIT は、大学(University)を名乗っていないのですよね。大学ランキングには名前が出てくるので、広義には大学に分類されているのでしょうが。

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