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2014年10月 5日 (日)

amazonにまた拙著書評

26184472_1拙著『日本の雇用と中高年』への書評がamazonに載りました。 Tsukutahitoさんの「ジョブ型労働社会へのいざない」です。

http://www.amazon.co.jp/review/RDIIMAFMY1GIG/ref=cm_cr_pr_perm?ie=UTF8&ASIN=4480067736

欧米のまず「職」ありきで、その「職」に対して求人する「ジョブ型社会」に対し、会社にふさわしい人を一括で採用し、適当な「職」をあてがい、スキルを習得させる「メンバーシップ型社会」。

本書の主題である中高年問題を解決するためにも、ジェンダーや外国人の就労の問題を解いていくためにも、「ジョブ型社会」への移行が望ましいという著者のこれまでの主張を、労働法制の推移や判例から丁寧に解説してくれる。

労働問題の責任ある唯一の答えは「長く生き、長く働く」を目指すことしかない。しかし、「メンバーシップ型社会」では、その特徴である年功的賃金故に、中高年の賃金が成果と比して釣り合わないという理由から、早期退職を促されたり、退職を強く促される境遇に追いやられることもしばしばである。これらを解決するためには、「ジョブ型社会」に移行せざるを得ないと著者は主張する。

そのとおりなのかもしれない。ジョブ型社会になることで継続雇用の矛盾という今後避けては通れない大問題の解消にもつながるように思う。とはいえメンバーシップ型社会では、安定雇用という名目から「生活のセーフティネット」という側面への注目が大きく、一気に転換するのは困難と思われる。

いかに折り合いをつけていくのか、考えさせられる。

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