実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化に関する有識者会議(第2回)配付資料
というわけで、週末のネット界を駆け抜けた「L型大学」でしたが、これは10月7日に開催された第1回会合の提出資料でした。
なぜか誰も関心を持たないまま2週間あまりほったらかしにされていて、先週木曜日にわたしが本ブログで取り上げたとたんになぜか大騒ぎになったわけですが、実はそれよりずっと前の10月15日に、第2回会合が開催されていたんですね。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/061/gijiroku/1352719.htm
と、この資料が本日始めてアップされたのですが、第1回会合での冨山さんの資料みたいなあらぬ方向に突進するようなものはほとんどなく、2011年の中教審の職業委教育答申や今年の教育再生会議の議論の筋道に沿いつつ、それぞれの職業教育機関の状況をせつめいするものになっているようです。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/061/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2014/10/27/1352720_1.pdf (「短期大学・大学における職業教育」と、「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関」に望むこと)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/061/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2014/10/27/1352720_2_2.pdf (専修学校の質的整備と新たな高等教育機関)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/061/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2014/10/27/1352720_3_2.pdf (新たな高等教育機関の検討に際し参考になると考えられる専門学校の特徴(職業実践専門課程を中心に))
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/061/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2014/10/27/1352720_4_2.pdf(本学の教育と「職業教育」)
とはいえ、はじめからこうした議論を紹介していたら、ネット上の誰一人関心を持つこともなく、「ふ~~ん」と読み捨てられていたであろうことはほぼ確実ですから、何とも見事なタイミングであったということができるかもしれませんね。
もしかしたら、教育学や教育社会学の方々は、すでにこうして議論が粛々と進んでいることをご承知であったので、大型二種免許なんて話にいちいちコメントする気も起きなかったのかもしれません。
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