日本労働法学会第128回大会
本日、静岡大学で開催された日本労働法学会第128回大会に参加してきました。
明日からしこしこ作業があるので(謎)、本日は懇親会だけでさっさと帰宅。
本日の大シンポテーマは「労働組合法立法史の意義と課題」。次のような面々による力のこもった報告でした。
第1報告:「労働組合法立法過程にみる労働組合の規制の変容―昭和24年労働組合法の総則・労働組合関係規定を中心に―」(9:20~10:00)報告者:富永晃一(上智大学)
第2報告:「団体交渉過程の制度化、統一的労働条件決定システム構築の試みと挫折―昭和24年労組法改正における団体交渉、労働協約規定の検討を中心に―」(10:00~10:40)報告者:竹内(奥野)寿(早稲田大学)
第3報告:「昭和24年労働組合法の立法過程と不当労働行為制度――アメリカ化の圧力、反作用、断裂――」(10:40~11:20)報告者:中窪裕也(一橋大学)
第4報告:「昭和24年労組法における労働委員会制度の完成―その生成経緯から見た現代的課題―」(11:20~12:00)報告者:野田進(九州大学)
第5報告:「労使関係論からみた昭和24年労組法改正過程―アメリカ・モデルと戦後直後型労使関係の相克?」(13:50~14:30)報告者:仁田道夫(国士舘大学)
私も結構多くの質疑をさせていただきました。具体的な内容については、『学会誌』次号で。
なお、本日の書く報告の素材である『労働組合法立法史料研究』(条文史料篇・解題篇)(JILPT)については、こちらから全文ダウンロードできますので、ご参考までに。
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