和歌山労働局と和大経済学部が労働・雇用教育で連携
和歌山放送ニュースに、標記記事が出ています。
http://wbs.co.jp/news/2014/09/29/49239.html
厚生労働省・和歌山労働局と和歌山大学経済学部が、労働や雇用に関する教育を進めるため連携することになり、きょう(29日)午前、和歌山大学で両者の代表が協定書に署名しました。
これは、いわゆる「ブラック企業」問題や、女性の労働環境の問題などに関心が高まるなか、学生に労働や法律の知識を学んでもらおうと、和歌山労働局と和大経済学部が連携するものです。
今年度(2014年度)後期に、15回にわたる「労働行政実務」の講座が開講し、和歌山労働局の楪葉伸一(ゆずりは・しんいち)局長をはじめ課長や課長補佐が講師となって、労働法の知識や女性の活躍促進、ワークライフバランスや労働者派遣など、労働に関するさまざまな問題や課題を、和歌山労働局が行っている施策や具体例を交えて講義します。
和歌山労働局によりますと、労働局と大学の連携は各地で行われていますが、定期的な講座を開くのは和歌山労働局が全国で初めてだということです。
出前講義みたいなのはけっこうされていますが15回にわたる講座というのは本格的ですね。
和歌山大学がそこまで熱心になる理由は、
また吉村学部長は「我々はこれまでに近畿税理士会や民間企業などと連携を図ってきたが更に拡大した。女子学生やアルバイトをしている学生が多いので、労働問題への知識を高めて欲しい」と期待を寄せていました。
ということにあるようです。これはしかし、全国の多くの大学にも共通のことでしょう。
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