日本の雇用制度の迷走は、我が事のように読むことができました
拙著『日本の雇用と中高年』への読書メーターでの書評がまた一つ。
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/40803973
ほぼ中高年の私には、給与体系や就業時間の制限などを含めた日本の雇用制度の迷走は、我が事のように読むことができました。 20年近いサラリーマン人生の中で、唐突な成果主義や裁量労働制の導入に晒されて来ましたが、そこにどのような背景があったのかが、何となくですが理解できました。 戦後の日本社会が脱却を目指してきた所謂“日本型雇用システム”と言われる終身雇用&年功序列が、二度の石油危機やバブル崩壊などの度に、逆に強化されてきてしまった過程が良くわかる本でした。
20年近いサラリーマン人生というと、40代半ば。まさに90年代半ばの入社時から「唐突な成果主義や裁量労働制の導入に晒されて来」た世代ですね。
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