常見陽平『リクルートという幻想』
常見陽平さんから新著『リクルートという幻想』(中公新書ラクレ)をお送りいただきました。ありがとうございます。
http://www.chuko.co.jp/laclef/2014/09/150506.html
リクルートは「人材輩出企業」や「新規事業創造企業」等と賞賛され、「営業武勇伝」に事欠かない。「やんちゃ」な社風は賛否両論あるが、日本人の働き方に良くも悪しくも影響を及ぼした。論客として著名なOBが、自らの体験と新規取材の両面から、R社の実態に迫り、将来を展望する。
なんか記者会見までなさったようで、
少し前に同じ中公新書ラクレから出た寺脇研さんの『文部科学省』と似た肌触りを感じました。
基本的にこの会社の「社風」に焦点を当てた本なのですが、私の関心からすると、日本の雇用システムに上手く波乗りしながらニッチを見る間に拡大してきたそのビジネススタイルの戦後史における意味を考えてみたいところもあります。
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