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2014年8月18日 (月)

篠田武司・櫻井純理「新自由主義のもとで変化する日本の労働市場」

『立命館産業社会論集』50巻1号に、篠田武司・櫻井純理「新自由主義のもとで変化する日本の労働市場」という論文が載っています。

EUのフレクシキュリティ政策について論じたあと、追い出し部屋とかブラック企業の話を取り上げ、最後にジョブ型正社員で締めるという、なんだか私に期待されている中身のような論文でした。

・・・ここで強調されるのは、正社員にも広がる雇用の質の劣化という状況である。その考察の上で、現在EUなどが強調する、新自由主義的な労働のフレキシビリティへのオルタナティブとしての「フレキシキュリティ」モデルを参考に、次のような改革を主張する。①「ジョブ型正社員」雇用システムを導入すること、また②内的雇用保障とともに、職業訓練を外部化し、外的雇用保障を実現すること、③「同一価値労働、同一賃金」原則のもとでの均等待遇を目指すこと、である。これらの政策によって新たな保障と柔軟化のバランスを目指すことが重要だ、と確認したい。

ふむ、多分、再来月の社会政策学会の共通論題の報告でわたしに期待されているのは、こういう風なEU出羽の守的な議論を展開してみせることなんでしょうけど・・・・。

でも、そうしません。

個別分野ごとであれば、個々の政策課題についてまともな方向に向かわせるために、たとえば労働時間制策などで、あえて出羽の守的な議論を展開することをためらいませんが、でもマクロ政策的にヨーロッパを褒めて見せるのはやりたくない。フレクシキュリティを取り上げるなら、やはりむしろその問題点をきちんと指摘するのが、社会政策学会なる場所で人にものを語る以上、やらなきゃいけないことじゃないか、と思うわけです。

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