『ふくしま・震災後の生活保障 大学生たちの目で見た現状』
本日、福島大学行政政策学類の労働法の授業の時間をお借りして、学生の皆さんにお話をしてきました。
その担当の先生である長谷川珠子さんから、こういう冊子をいただきました。
http://www.waseda-up.co.jp/cat649/post-659.html
福島をわすれない――。社会保障法、労働法を学ぶ早稲田大学、福島大学の学生たちが、福島をめぐる教育、コミュニティ、雇用、介護など人々の生活実態を詳細にレポート。大学生ならではの瑞々しい感性で問題の本質に迫る。
これは、早稲田大学の菊池馨実ゼミの学生と、福島大学の長谷川珠子ゼミの学生たちによる震災と原発避難の実態を描き出した記録です。学生たちがここまでやれるといういい証明です。
はじめに(菊池馨実)
第1章 福島の将来,子どもの未来――福島からみる中高生の教育問題 (柴崎早希子・大友恵美・角 詠之・櫻井 茜)
◆コラム 「被災者」と「被害者」と私 (塩沢真由)
第2章 福島の大学生と3・11――福島で生活し、学ぶ意味とは (高橋亜裕・高山瑞穂)
◆コラム 震災復興ボランティアの今とこれから (土谷一貴)
第3章 震災と障害者――コミュニティのあり方を再考する (浅見好香・金子果穂)
第4章 県外避難者のコミュニティ支援――みんなで支える,生きるためのつながり (吉村奈保)
◆コラム 仮設だからできること (野口雄基)
第5章 避難について,それぞれの家族の選択 (門倉春香・岸本清花)
第6章 福島の復興のために――震災後の福島県の雇用問題から見えてきたこと(荒木季・佐藤正德・林未来・山田眞緒)
第7章 原発事故による介護人材不足――原発事故後の介護現場の現状を知る (鈴木彩乃・熱田健一・佐藤真紀・塩田奈央)
第8章 早大・福島大交流会を通じて
福島で暮らす意味――学生と向きあうなかで見えてきたこと (長谷川珠子)
あとがき――ふくしま・大学生の目で見た現状とこれから(菊池馨実)
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