外国語同士の方が話が通じるって・・・
本日、午前中の労働法政策の講義を終えて、午後はフランスのソルボンヌ大学からきているデルテイユさん(♀)に日本の労働問題についてレクチャー。解雇や限定正社員とか労働時間制度(というか実は残業代)とか賃上げの話とか三者構成の話とかかなりの長丁場になりましたが、正直すごく話が通じた感があります。
最近はマスコミを始めこの手の話をする機会がやたらに多いのですが、同じ日本人同士で共通の日本語で話しているのになかなかこちらが言わんとしていることの中身が通じてない感がすることが結構あるのに比べると、双方ともにとって外国語である英語で、時々語彙に詰まりながら会話しているはずなのに、話の中身のわかり方でいえば、日本人に話すときよりもよっぽど通じている感がするというのは、一体どういうことなんでしょうか。
まあ、それほど日本人の労働に関する常識が欧州の方々とかけ離れているということなんでしょうね。
« 『若者と労働』にamazonレビューその他 | トップページ | 『情報労連REPORT』6月号 »
コメント