荒木尚志編著『有期雇用法制ベーシックス』
荒木尚志編著『有期雇用法制ベーシックス』をお送りいただきました。ありがとうございます。
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641144644
雇止め法理の法定化,無期労働契約への転換など,大きく変わった有期雇用法制。その経緯を踏まえて全体を概観,労働基準法・労働契約法の関係条文を逐条で解説する。また,好評を博したジュリスト掲載の鼎談を収録。一冊で有期雇用法制の「いま」がわかる!
一昨年改正され昨年施行された改正労働契約法の有期労働法制に加え、労基法14条、労契法17条も含めて解説しています。
第1章 有期雇用法制の全体像
第2章 有期雇用法制の個別条文解説
1 労働基準法14条(契約期間等)
2 労働契約法17条(契約期間中の解雇等)
3 労働契約法18条(有期労働契約の期間の定めのない労働契約への転換)
4 労働契約法19条(有期労働契約の更新等)
5 労働契約法20条(期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止)
第3章 鼎談「2012年労働契約法改正─有期労働規制をめぐって」
資料
第2章は若手研究者の分担執筆です。
労基14条と労契17条が桑村裕美子さん、18条が原昌登さん、19条が池田悠さん、20条が櫻庭涼子さんです。
第3章はジュリストに載った鼎談の再録です。
有期労働法制については、いい加減な議論をまき散らす手合いがとりわけネット上にウヨウヨしていますが、まともな議論を知りたければこういう本を読んで勉強するのが一番です。
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