『日本労働法学会誌』123号
『日本労働法学会誌』123号が届きました。メインは昨年の大会のテーマ「債権法改正と労働法」です。
http://www.hou-bun.com/cgi-bin/search/detail.cgi?c=ISBN978-4-589-03598-1
《シンポジウム》
債権法改正と労働法《報告》
労働契約法と債権法との関係性―総論的課題の考察 ……………………野田 進
労働契約における合意と債権法改正―労働契約の成立の場面を素材として …………………………………新屋敷恵美子
労働条件の形成と変更―約款・事情変更原則等を中心に ……野川 忍
債権法改正と雇用の期間・終了 ………武井 寛
危険負担法理と役務提供契約 …………根本 到
〈コメント〉「債権法改正と労働法」………………………………………大村敦志《シンポジウムの記録》
債権法改正と労働法
その他の記事は次の通りですが、
《個別報告》
イギリスにおけるハラスメントの救済―差別禁止法の直接差別から 平等法26条のハラスメントへ ………内藤 忍《回顧と展望》
「今後の労働者派遣制度の在り方に関する 研究会報告書」を中心とする最近の
派遣法改正論議について ……………沼田雅之
解雇が無効とされて復職した直後における年休権発生の有無―八千代交通(年休権)事件・ 最一小判平25・6・6労判1075号21頁 ………………………………………戸谷義治
労災保険法上の給付を受ける労働者に対して打切補償を支払って行われた解雇の有効性―専修大学事件・東京高判平25・7・10労判1076号93頁 ……佐々木達也《追悼》
島田信義先生の思い出 …………………石田 眞
実は、この学会誌を読んで初めて知ったのですが、早稲田の島田陽一さんは、ここで追悼されている島田信義氏のご子息だったのですね。早稲田関係者からすれば、今頃何を言ってるんだということでしょうが、石田さんの追悼文を読んで初めて知りました。
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