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2014年5月 8日 (木)

原ひろみ『職業能力開発の経済分析』

166042原ひろみさんから『職業能力開発の経済分析』 (勁草書房)をお送りいただきました。ありがとうございます。原さんは今は日本女子大学に移られましたが、最近まで労働政策研究・研修機構におられて、能力開発、人材育成の問題に取り組んでこられました。本書はその集大成です。

http://www.keisoshobo.co.jp/book/b166042.html

個人が仕事に役立つスキルや知識を身につけるために行う学習活動、すなわち職業能力開発とは、人的資本投資の一つであり、日本の経済成長に重要な役割を果たしてきた。本書はマクロ的視点から、労働者や企業はいかなる職業能力開発や人材育成を行い、実際どのような効果を上げているのかを明らかにし、能力開発を促す要件を提示する。

すごくざっくりというと、非正規労働者や女性は企業の教育訓練を受ける機会が少なく、自己啓発の機会も乏しいので、公的な介入、とりわけ企業への助成金や、職業能力評価システムの構築、そしてキャリア・コンサルティングが重要になるというストーリーですが、それを緻密な計量分析でもって解き明かしていきます。

全体として計量分析が中心ですが、第2章の「企業はなぜ訓練を行うのか」は、先日死んだベッカーをはじめ、アセモグルやピシュケといった人の経済理論を紹介しています。

 

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