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常見陽平『「できる人」という幻想』

0088433常見陽平さんから『「できる人」という幻想 4つの強迫観念を乗り越える』(NHK出版新書)をお送りいただきました。

https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=C5010101&webCode=00884332014

即戦力、グローバル人材、コミュ力、起業……。
若者への言いっぱなしはもうたくさんだ!

現代日本にはびこる「できる人」幻想が、若者たちの働きづらさにつながっている。だが、「即戦力」の新卒学生など本当に存在するのか? そこまで「コミュニケーション能力」が大事なのか? 気鋭の人材コンサルタントが、キャリアやスキルにまつわる俗説・通説を斬りながら、ヒーローになれない人のための働き方を提案する。

おなじみの常見節があちこちで炸裂していますが、ここでは、「夢畜」という奇妙な言葉を紹介しておきましょう。常見さんの出身の一橋大学でやたらに学生に起業を煽っていた某教授(本文では実名が出てきます)の話からはじまる章の最後の一節です。

・・・思うに、起業家というのは、今やライフスタイルの一つなのではないだろうか。「何者かになりたい」という衝動の表れである。彼らは、会社に縛られていないようで、夢に縛られる「夢畜」と化していくのである。「できる人」という幻想のなれの果てだ。

 

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