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『若者と労働』への短評

Chuko4月に入ってからも、いくつか拙著『若者と労働』への短評がネット上に上がっています。

http://ideabank-books.blogspot.jp/2014/04/311_11.html(読書で人生が変わるプロセス)

・・・日本の雇用制度の変遷と問題点が明らかにされていて分かりやすかったです。

https://twitter.com/sakamotoplus/status/454814435081613312

濱口桂一郎さんの「若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす」 (中公新書ラクレ)を読了。前著をよりわかりやすく敷衍し、対策まで述べている。欧米的なジョブ型労働と日本のメンバーシップ型労働というタイプ分けによる労働環境分析は、今後、この分野のデフォルトになるだろう。

なお、週刊エコノミストのサイトによると、拙著が第54回エコノミスト賞の候補になったけれども、落選したということです。

http://www.weekly-economist.com/2014/04/04/%E7%AC%AC%EF%BC%95%EF%BC%94%E5%9B%9E%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%83%8E%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%88%E8%B3%9E/

エコノミスト賞選考委員会は、「第54回エコノミスト賞」受賞作に、竹田陽介、矢嶋康次著『非伝統的金融政策の経済分析』(日本経済新聞出版社)を選んだ。・・・最終選考には、そのほか、山内麻理著『雇用システムの多様化と国際的収斂』(慶応義塾大学出版会)、加藤弘之著『「曖昧な制度」としての中国型資本主義』(NTT出版)、濱口桂一郎著『若者と労働─「入社」の仕組みから解きほぐす』(中公新書ラクレ)の計4作が残った。

・・・濱口氏の著書は、日本と欧米の雇用の仕組みの違いを論じた良質の啓蒙書である。ただ、本書の主張にはデータの裏付けが少なく、主張にどれだけの根拠があるのか疑問があることが問題とされ、受賞を逸した。

まあ基本、法政策の歴史を描いた本であって、経済学者好みのエコノミスト賞にはあまりふさわしくなかったということでしょうか。日本や世界の若者雇用の細かいデータは、私が監訳したOECDの報告書にいっぱい載っていますが、そういう作りにすると、一般向けの新書としてはあんまり売れなくなるわけで。

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