拙著短評
拙著『若者と労働』へのブクログレビューです。「miki」さんです。
http://booklog.jp/users/lovethai/archives/1/4121504658
ブラック企業や非正規雇用など若者の労働問題について、基本的なところから解き明かしていく1冊です。
教育の仕組みや諸外国との比較もとても興味深いのですが、この本のいいところは、解決策についてしっかりと述べられているところです。
以前から、雇用問題が世代間の対立として感情的に語られることに違和感を覚えていたので、この本を読んで本当によかったです。
労働問題に興味のある方すべてにおすすめの本です。
そう、労働問題を世代間対立に無理に押し込めて、扇情的な議論を展開する一部の論者の悪影響から、心ある人々を守りたいというのが、この本の一つの動機です。
« 残業代ゼロ糾弾路線の復活? | トップページ | 市場主義の時代は終わったのか続いているのか? »
コメント