G20-OECD-EU若者上質徒弟制会議
G20とOECDとEUという国際総ざらえみたいな構成で「労働市場において若者によりよいスタートを提供するための上質徒弟制の会議」(Quality Apprenticeships for Giving Youth a Better Start in the Labour Market, G20-OECD-EC Conference)というのが、去る4月9日に開かれていたようです。
http://www.oecd.org/employment/quality-apprenticeships-youth-conference.htm
The conference will provide an opportunity for a mutual sharing of good practice in fostering the better insertion of youth into the labour market through the development of quality apprenticeships. It would also seek to foster a greater commitment by countries to take action to introduce or strengthen apprenticeship initiatives and to take stock of the progress achieved.
この会議は、上質の徒弟制の発展を通じて労働市場への若者のよりよい挿入を促進する好事例を相互に共有する機会を提供しようとするものである。それはまた、徒弟制のイニシアティブを導入または強化し、達成された進歩の実績を評価する行動をとる各国のコミットメントを促進しようとするものである。
というわけで、そのプログラムを見ていくと、G20、OECD,EU、ILOの国際機関をはじめ、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス等々の先進国、ブラジル、南アフリカ、中国、韓国までぞろりと登場しているのに、日本の代表は少なくとも発言者としては出ていないようです。
先進国も新興国も、世界共通の政策課題として徒弟制がこれだけ取り上げられているのに、そこに日本の姿がないのは寂しい思いがします。
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