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2014年4月 9日 (水)

筒井美紀『大学選びより100倍大切なこと』

460_105_150筒井美紀『大学選びより100倍大切なこと』(ジャパンマシニスト社)をお送りいただきました。ありがとうございます。

http://www.japama.jp/cgi-bin/detail.cgi?data_id=345

キャリアデザインのプロが
受験生・大学生・就活生に贈る
大学での学び「オーシャンスイミング」の手引き。

高校(プール)から大学(オーシャン)へ、
進路を絞り、就職先を考える……、
大学の学びで、何より必要なのは、
「ほんまもんのリテラシー」。
他者や社会との、より良い交わりを楽しむために。

大学のあり方が大きく変わる中、
親世代の常識が通用しなくなっています。
今、「迷い」の中にいるこどもたちへ。
そして、親世代への現代版「大学入門」として。

ということで、筒井さん流の大学生活案内という感じの本です。かなり辛口です。

この本の出版社のジャパンマシニストというのがとても気になったので(マシニストって、機械工っていう意味です)、出版社のHPを見ると、

http://www.japama.jp/first.html

以前よりアメリカで刊行されていた、機械工(機械工場の工員)が読む『アメリカンマシニスト』誌の存在を知り、「現場に即した機械工の役に立つ雑誌が日本にも欲しい」との想いからjapan (=日本の)machinist(=機械工)を社名とする。

やっぱりそっちからきた社名だったんですね。

創業当時は、まさに高度成長の幕開けの時代です。機械工作の現場の想いをストレートに文字にする、そんな本を作りたい。雑誌の刊行を手始めに、切削、油・空圧、プレス、熱処理等の単行本、技能検定の参考書および問題集等を刊行しました。

それがなんで教育関係の本を出すようになったかというと、

脱原発を子どもたちの視点からとらえた『超ウルトラ原発子ども』がこの分野の初の刊行図書です。以降、子どもの権利条約、いじめの問題、産院ガイド、遊び場、母親同士の交流などをテーマとして、常に当事者の子どもや母親に視点を置いた教育・育児関連書を刊行していました。

その延長線上に本書があるわけですね。

まえがきにかえて
▶「 つまんねー」基礎学習から「めっちゃ面白い」先生まで
▶ 本物のリテラシーとは
▶ この本を読んで得られるもの
▶ 本書の構成

Guidance1
「自力で問いを立て、自力で答えを出す」
それが大学の学び
▶ 全然発言しない学生
▶ 2行に1つ読めない漢字がある……
▶「 ボキャ貧」ではついていけない
▶ ならば、読めない漢字は練習しよう
▶「 やりたいことがわからない」のは「ダメ人間」か?
▶ 多くの学生につきまとう強迫観念
▶「 やりたいことがわからない」のは健全である
▶「 暗記パン」が心地よくなってしまった
▶「 乃木坂46」のフルネーム覚えられる?
▶「 調べ学習」とはここが違う
▶ なぜ「暗記パン」では「自力で問いを立てる」ことができないのか
▶ でも、基本的事実を知ることは不可欠
▶ 大学で自己不信に陥るとき
▶ 何にでもマニュアルがあると思いこむ
▶ なぜマニュアルでは教えてくれないのか
▶ あなたがイイタイコトは、ジャンル(学問分野)と切り離せない
▶ 学ぶべきことは複数ジャンルにまたがっている
▶ 書くこと=考えること=らせん階段を行ったり来たり
▶「 ラーニング・プア」な3年間【この項目はこちらで読むことができます】
▶ 学生たちが考えている「良い授業」とは
▶ 私がダメ出しをする模擬授業
▶「 知的に揺さぶられたことがない」学生が大半
▶ 知的な揺さぶりとは何か
▶ テーマとは何か、その捉え方に違いがある
▶ テーマとは議論である
▶ プール・スイムからオーシャン・スイムへ
▶ 苦しくてもオーシャン・スイムを続けると
▶ 切り替えに2年はかかるけれど
▶ 悩んだら自分でごはんを作る
▶ 食べることの感覚を大切に
▶ 本章のまとめ

Guidance2
よく読む者は、よく聴き、よくわかる
▶ 学生の8割以上は講義の大事なところがわからない
▶ 多くの大学教員が危機感を持っている
▶ 大事なところがわからない―2つのエピソード
▶「 大事なところ」を外面で見ている
▶ 授業理解度とノートの取り方の関係【この項目はこちらで読むことができます】
▶ 授業理解度はノートの取り方に反映する
▶ ノートの取り方にもレベルがある
▶ 授業理解度が高くても難しいこと
▶ もっと「自分で考える」学習動作とは
▶「 より前進的な理解」を促す2つの要因
▶ 読書の効用と28分の差が示すこと
▶ 読む力の効用と可能性
▶ 本章のまとめ

Guidance3
「好きなことなら、続けられる」のウソ 
▶ 受動的な学習動作とは
▶ 受け身の学習動作は良くないこと?
▶「 ふーん、そうなんだ」の先の肝心なこと
▶ 能動的な学習動作に関する勘違い
▶「 主体的」の本当の意味とは
▶ 大学の学びは「井戸掘り」と同じ
▶「 んなわけないだろ!」と言いたくなるとき
▶ 能動的な学習動作はなぜ難しいのか
▶「 進学“面倒見”競争」がもたらした問題
▶「 わかっているから書ける」のではない
▶ 私が真っ赤に添削する理由
▶ 朱ペン指導は効果絶大
▶ 朱ペン指導の機会はそれほど豊富ではない
▶ 大事なところがわかるにはどうしたらよいか
▶ 集中力は性格でも能力でもない
▶ 集中すれば、内容がぐーっと入ってくる
▶ 授業開始直後の1分に集中!
▶ もし私語が多くて集中できなかったら
▶ 本章のまとめ

Guidance4
学ぶには、技術が要る
▶「 やせたら水着を買おう」と同じ誤り
▶ 本の「アタリ」をつけるコツ
▶ 奥付・まえがき・もくじ・あとがきを読もう
▶ 大学生ならやっていて当然のこととは
▶ 漠然と読んでくるのは予習のうちに入らない
▶ 復習より予習の方が圧倒的に大切
▶「 ハーバード白熱講義」だって予習に時間をかけさせている
▶ 学術書・学術論文とどうつきあうか
▶ アカデミックな「お作法」
▶ パラフレーズ・リーディングをマスターしよう
▶ あらゆる文章には目的があり、それにかなった組み立てとスタイルがある
▶ レポートに「タメ語」を使ってはいけない
▶ 大学で求められる文章のタイプ
▶ 難易度によって構成も変わる
▶ 自分だけ賢くなろうという過ち
▶ 人間の精神作用をパソコンのように考える誤り
▶ loneliness状態では潜在能力が発揮されない
▶ 人前での発表が上手くなるには?
▶ 聴き手を道具視する人は伸びない
▶ 本章のまとめ

Guidance5
本物のリテラシーを身につけよう 
▶大学ランキングに振り回されないで
▶大学選びよりゼミ選びが100倍大切
▶ あらためて「ゼミ」とは
▶ ゼミ選び、教員選びの原則
▶ 選ぶとは、真剣に接すること
▶ 募集要項やウワサではわからないこと
▶ 人は、会ってみなければわからない
▶ どんなメンバーで学ぶのかは重要
▶ ゼミの人数規模も重要
▶ ゼミ選びで真剣に悩む学生
▶ 卒業論文のあとがき
▶ みんなで「書く・読む・対話する」
▶ 君の存在が嬉しい
▶「 不安や悩みはありえな~い」の限界
▶ 強靭な弱さ
▶ 社会のなかに自分を位置づける
▶ より善く生きていくために
▶「 キャリア教育」だけでは培えないもの
▶ 抽象概念を噛み砕く力
▶ 文学や小説を読んでくださいね
▶ 本書のまとめ

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