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2014年3月 1日 (土)

道幸哲也・小宮文人・本久洋一『判例ナビゲーション 労働法 』

06442道幸哲也・小宮文人・本久洋一『判例ナビゲーション 労働法 』(日本評論社)をお送りいただきました。ありがとうございます。

http://www.nippyo.co.jp/book/6442.html

近時の重要な労働法判例につき、コンパクトな評釈と判例の傾向、重要論点を確認する判例学習書。労働法判例のポイントが掴める。

この3人、今は放送大学、専修大学、國學院大學ですが、共通点は言うまでもなく北海道時代のつながりで(北海道大学、北海学園大学、小樽商科大学)で、その時期に法学セミナーに連載した判例評釈に新たなコンテンツを加えたものですが、読んでおもしろいのはやはり3人の鼎談による判例批評でしょう。

たとえば、最初の労組法上の労働者性に関する鼎談でも、

小宮 そもそも労働協約が発生した権限をたどれば、歴史的には完全に雇用されている労働者だけではなかったはずです。そもそも労働契約から出発するのは間違いではないかと思います。

とか、

本久 出来高給化して労働者間の競争を煽って、集団形成を阻害するという話であり、古典的な、まさに労働組合誕生物語といった世界ですね。

などと、普通の評釈では出てこないような発言が出てきたりして面白いです。

 

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