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2014年3月 3日 (月)

青木健『ゾロアスター教』

2584081労働法政策とは何の関係もない雑件です。

ふと思いついて、青木健『ゾロアスター教』(講談社選書メチエ)を読んでみたのですが、今まで何となく抱いていたゾロアスター、というかツァラトゥストラへのすごい神秘的なイメージが、それほどたいしたことのない呪術師程度に下落したのが、最大の成果という感じ。

善悪二元論に基づき、カエルは悪い生き物なので、毎月カエルを殺す日を設けて、熱心にカエルをたたきつぶしてるとか・・・。

http://bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2584085

それで思い出したのが、今から40年ほど前に読んだ筒井康隆の「火星のツァラトゥストラ」。突如ツァラトゥストラブームに沸く火星に、地球からやって来たしょぼいゾロアスターが、芸能界でツァラトゥストラに仕立て上げられる姿って、実は近代ヨーロッパで何回も起こったことの喜劇的な繰り返しだったのですね。

アそれ ツァラトゥスータラタッタ ツラツラツイツイツイ……

何のことかさっぱり判らない人は、とにかく読んでみましょう。

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