労働法の立法学
といっても、『季刊労働法』での私の連載ではありません。
『法律時報』が今月末発売の4月号で「労働法・社会法理論のレジティマシー」を特集するらしいのですが、
http://www.nippyo.co.jp/magazine/magazine1.html
新自由主義・規制緩和の流れが強まる中、たえず政治的・理論的批判にさらされる労働法学・社会法学。これまで果たしてきた役割と今後果たすべき役割の検証作業を通じ、その正当性を明らかにする。
企画趣旨等……矢野昌浩
労働法における学説と判例……山下 昇
労働法の立法学……奥田香子
労働法学に置ける外国法研究の意義と課題……有田謙司
移行経済と労働法……武井 寛
標準的労働関係と労働法の未来……和田 肇
ワークシェアの社会法学的検討……上田真理
社会保障法学における生存権保障と自己決定……高田清恵
その中で、奥田香子さんが「労働法の立法学」を書かれるようです。どういう中身かは全くわかりませんし、そもそも「立法学」という言葉で何をイメージされているのかもわかりませんが、このタイトルで何を書かれるのか、たいへん関心があります。
ついでに、『ジュリスト』4月号はなんと「厳しい?厳しくない?解雇規制」を特集ということで、時ならぬ労働法ブームですな。
http://www.yuhikaku.co.jp/jurist/next
特集趣旨/岩村正彦
日本の解雇規制をどう評価するか/緒方桂子
解雇の規制改革/小嶌典明
経済学の視点からとらえた解雇規制・規制改革の評価/川口大司
弁護士の視点からとらえた解雇規制・規制改革の評価/(使用者側)峰 隆之/(労働者側)水口洋介
さらについでに、この4月号から水町勇一郎さんが新連載を始めるようですが、そのタイトルが:
労働法なう。/水町勇一郎
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